■■イスラム国が死亡と発表した米女性の両親、「生存に希望」 [憤怒の相貌 象徴的な人の死」 | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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■イスラム国が死亡と発表した米女性の両親、「生存に希望」
2015.2.7 AFPBB News


【AFP=時事】イスラム教スンニ派(Sunni)の過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」が拘束していた米国人女性がヨルダン軍による空爆で死亡したと発表したことを受け、女性の両親は6日、娘の生存に希望を抱いているとの声明を発表するとともに、直接自分たちに連絡してほしいとイスラム国側に訴えた。


 イスラム国は、米国人女性のカイラ・ジーン・ミューラー(Kayla Jean Mueller)さん(26)はシリア北部のラッカ(Raqa)で、ヨルダン軍が行った空爆で崩壊した建物の下敷きになって死亡したと発表していた。これに対して米国政府は、ミューラーさんが死亡したことを示す根拠は何もないとしている。


 ミューラーさんの両親のカール(Carl Mueller)さんとマーシャ(Marsha Mueller)さんは米NBC Newsを通じて声明を発表。この中で「非常に憂慮しているが、カイラはまだ生きているとの希望を持っている」と述べ、イスラム国に宛てて私的なメッセージを送ったことを明らかにし、自分たちへ直接連絡してほしいとイスラム国側に訴えた。


 6日に初めてミューラーさんの無事解放を公に訴えた両親は、これまでもイスラム国側とやり取りをしていたという。声明のなかで父親のカールさんはイスラム国に向けて「あなた方はカイラを客人として扱っていると言いましたね。ならばあなた方には客人の安全と健康を守る責任がある」と訴え、「カイラの母親も私も、彼女を無事解放するためにできることは全てやってきた。ここでもう一度、カイラを拘束している人たちに頼みたい。私たちに連絡してほしい」と呼び掛けた。


 援助活動に従事していたミューラーさんは2013年8月、シリアのアレッポ(Aleppo)で国際医療援助NPO「国境なき医師団(Doctors Without Borders、MSF)」の病院を出たところで拉致された。家族によると、ミューラーさんはそれ以来ずっとイスラム国に拘束されているという。


引用⇒ AFPBB




■UAE 戦闘機配置へ 空爆参加姿勢鮮明に
2月8日 7時21分(NHK)

クリップNHK
UAE空爆支援再開 

イスラム過激派組織「イスラム国」に対する空爆を見合わせていると伝えられていたUAE=アラブ首長国連邦は7日、作戦を支援するためF16戦闘機の部隊をヨルダンに配置すると発表し、空爆に参加する姿勢を鮮明にしました。
・・中略・・
今回の発表はUAEが空爆に参加する姿勢を鮮明にしたもので、作戦の参加国の間での足並みの乱れに対する懸念を払拭(ふっしょく)するねらいもあるものとみられます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150208/k10015300031000.html



【私見】

[憤怒の相貌 象徴的な人の死」


ヨルダン国王オバマ大統領会談 

▲ヨルダン・アブドラ・ビン・フセイン国王 オバマ大統領会談(2015年2月3日)AFP


オバマ大統領は、有志連合国パイロット墜落時の救出対応、「特殊救難部隊」を近くに配置しなかった。

要望があったのにも係わらず、腰の引けたオバマは無視し続けていた。(軍事費の削減→戦費抑制)
UAEは空爆を中断していた。



 

▲憤怒の相 ヨルダン・アブドラ・ビン・フセイン国王


ヨルダン国王みずから4日に出撃されました・・
急遽、米国軍
の「特殊救難部隊が展開したのは、5日からヨルダン空軍の本格空爆からです。

中東王族の縁戚関係は親密です。
UAE空軍の空爆再開は、オバマのためにではなく、ヨルダン王国に支援するためでしょう。

米国人の人質ケーラ・ジーン・ミューラーさんの件では、空爆を確かなものにするために、米国軍「地上軍派遣」が本格化するかもしれません。
自称イスラム国(ISIL)は、空爆を怖れ「人質処刑」とは言えなくなった。


戦乱の切っ掛けは、「象徴的な人の死」で始まる。
オバマの顔が憤怒の相貌に変わった時、本格的な戦争となる。

交渉の終わりです。