■■ダライ・ラマ14世 「450年の輪廻転生制度を廃止」を表明(遺言) | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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■ダライ・ラマ「450年の輪廻転生制度を廃止」

【大紀元日本9月10日】チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(79)は7日、ドイツ週刊紙ウェルト日曜版(Welt am Sonntag)の取材を受け、その死後に後継者を探すという 450年も続いてきたチベット仏教の輪廻転生制度を廃止する と初めて明かした。

 ダライ・ラマによると、2011年に政治的指導者の立場から完全に身を引いて以来、 「5世紀近く引き継がれている輪廻転生制度もこれで自由な意思に基づいて終わりを告げた」 と自身の意向を示した。

 ダライ•ラマとパンチェン・ラマはチベット仏教の二大宗教指導者である。政教一致体制を実施しているチベットでは、ダライ•ラマとパンチェン•ラマはチベットの宗教的指導者であるだけでなく、政治の指導者でもある。

 1391年以来、伝統的な後継者を選ぶ輪廻転生制度によって、ダライ•ラマは13回の生まれ変わりと認定され、パンチェン•ラマは10世とされている。



 清朝の初めから、中央政府はチベット仏教の輪廻転生制度を尊重しているが、チベット側が選択した後継者に当局の報告・認定を要求していた。しかし、現在の共産党政権は、「チベット仏教の輪廻管理法」を通じてチベット仏教の後継者を当局の選択・指定によって決めるという独断的姿勢でチベットの支配・介入を強めている。

(翻訳編集・王君宜)

http://www.epochtimes.jp/jp/2014/09/html/d73413.html


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ダライ・ラマは観音菩薩の生まれ変わり



 

ダライ・ラマ法王輪廻転生制度
http://www.tibethouse.jp/dalai_lama/hh_reincarnation.html


チベット仏教の教えによれば、すべての生きとし生けるものは輪廻転生すると考えられている。輪廻転生とは、一時的に肉体は滅びても、魂は滅びることなく永遠に継続することである。

ダライ・ラマ法王制度は世襲制でもなければ、選挙で選ばれるわけでもない。先代の没後、次の生まれ変わり(化身=転生霊童)を探す「輪廻転生制度」である。

新しいダライ・ラマの選定に関しては、チベット仏教の伝統に従ったいくつかの方法がある。この方法はダライ・ラマ法王に限らず、どの転生者を認定する時もやり方は同じである。先代の遺言遺体の状況神降ろしによる託宣(シャーマン)聖なる湖の観察(霊能者)さらに転生者の候補が先代の遺品を認識できるかどうかなどである。

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『転生霊童』を見つけ出すには、現在のチベットでは困難、とダライラマ法王は悟っておられるようです。


輪廻転生制度は、国家事業なのです。

色々な能力者のサポートが必要なのですが、中共政府によって、チベット人能力者は根絶やしにされました。

子供時代から能力を見出して特別な修行・教育をする伝統は破壊されているのです。
霊媒師(シャーマン)や、「夢見と瞑想」を実践する高僧は、もう居ない。



聖なる霊体が肉体に「受肉」したのが聖人です。
だが、人間に憑いた霊体が聖なる転生者とは限りません。偽物が多い。
見分けるのが、「霊眼能力者」ですが、もう居ない。



己を過信する若いチベット僧たちには、状況が見えないのでしょう。
ダライラマの長き不在の間、「中共の長期にわたる政治ゲーム」を理解していない。


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【二人のパンチョン・ラマ11世問題】

パンチェン・ラマとは
 http://www.tibethouse.jp/panchen_lama/pl.html

パンチェン・ラマは阿弥陀仏(無量光仏)の化身

            

ダライ・ラマ法王が認定した    中国側が認定した
ゲンドゥン・チューキ・ニマ少年  ギェンツェン・ノルブ少年
(正式な方法で認定、拉致された) (中共が「くじ」で選んだそうです)




第11回政協全国委員会 


第11回政協全国委員会の新委員にパンチェン·ラマ(ギェンツェン・ノルブ)選出、外国メディアが注目        
来源:中国经济网 2010年03月03日



最も憂えるべきことは、中国が既に傀儡のパンチェン・ラマを即位させておけば、この事実を利用して、傀儡にできそうな自分たちのダライ・ラマを選定することができる。この恐ろしいシナリオ通りに事態が進めば、自由チベットを求める闘いは当然敗北することになる。中国政府が現在進めようとしているのは、この長期にわたる政治ゲームであることは疑いようも無い。

中国が任命した「パンチェン・ラマ(ギェンツェン・ノルブ)」については、中国は肖像を公開して、彼の肖像をチベット中で掲示させる計画を発表した。これは、チベットでダライ・ラマの肖像を公に飾ることを禁止した過去の運動と、著しい対照を成すものだ。
 
それゆえこの論争は継続する状況にある。明らかに中国は、パンチェン・ラマを擁立し続けて、彼らの選んだパンチェン・ラマが真のパンチェン・ラマであり、ダライ・ラマ法王とチベット人のチベット独立を求める平和的で正当な闘いに対抗する武器として使えることを、世界に証明しようと試みるだろう。(以上 抜粋)



唯物論で、無神論者の共産党員が、『転生霊童』を認定する・・・矛盾論www


【関連】

【再掲】■■聖なる遺書 13世ダライ・ラマ法王(トゥプテン・ギャツォ)の予知夢


①クンドゥン【予告編】 ②Kundun ダライラマの半生 ③ダライ・ラマ14世インタビュー ④ダライ・ラマのことば
http://youtu.be/D-nOYRCw4zw?list=PL26DCFC3F77C5CA9F



追記 2014.9.10 中国共産党政府の反応  

■ダライ・ラマ14世の転生「廃止」発言 後継選定を主導したい中国政府「秩序損なう」と猛反発
2014.9.10 21:12 MSN Japan産経ニュース

 【北京=矢板明夫】チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世(79)が、ドイツ紙ウェルトとの会見で、自身の後継問題を踏まえて、「チベット仏教の転生制度を廃止すべきだ」と述べたことが、波紋を広げている。中国外務省の華春瑩報道官は10日の記者会見で、「発言はチベット仏教の正常な秩序を大きく損なうもので、中央政府と信者は絶対に認めない」と反発し、転生制度の維持を求めた。
続き⇒ http://sankei.jp.msn.com/world/news/140910/chn14091021120007-n1.htm



追記 「中共の長期にわたる政治ゲーム」

ブログを掲載したら、30分もしない内に中共の反応が有りましたwww

最も懸念する傀儡のパンチェン・ラマの悪用」です。

赤字にして置きました。