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■中国の人権、公害…習近平国家主席に無批判の韓国
2014.7.5 産経
【ソウル=加藤達也】韓国の朴(パク)槿恵(クネ)大統領は4日、訪韓中の習近平中国国家主席とともに「中韓経済通商協力フォーラム」に出席、両国政府や財界関係者ら約500人が見守る中、両国の戦略的パートナーシップ関係発展のための経済協力の重要性を強調した。習氏の訪韓中、韓国側は中国に耳の痛い話は一切せず、中国に取り込まれていく姿を印象付けた。
両首脳は3日、中韓の自由貿易協定(FTA)の年内妥結を明記した共同声明を発表。習主席に随行した約200人の中国財界代表団による韓国への大規模投資も含め、成長戦略に乏しい韓国側には、期待感の膨らむ手土産となった。韓国政府系シンクタンクの対外経済政策研究院は「(中韓FTAは)韓国の実質国内総生産を10年間で3%押し上げる」と試算、韓国政府も期待を寄せる。
一方、メディアは習氏の夫人、彭麗媛氏のファッションを詳細に伝えるなど、中韓の蜜月を競って演出。3日の夕食会では韓国の少年少女合唱団が、歌手でもある彭氏の古い代表曲を歌って迎えた。
政権や財界、メディアが友好一色となるなか、今回の首脳会談では、中国が国際社会で非難される人権侵害や公害拡散、さらに南シナ海での「力による現状変更」など、“いま、目の前にある問題”について口を閉ざした朴氏の対中外交姿勢に対し、冷ややかな視線も注がれている。
中国は、ノーベル平和賞を受賞した民主活動家の劉暁波氏の身柄拘束を継続。ウイグル人など少数民族への弾圧やチベットでの宗教弾圧などの人権問題も抱える。日米欧など国際社会は外交の場面で厳しく批判しているが、韓国側が問題提起したという発表はない。
中国からの汚染大気の流入や、海洋警察官に死傷者が出ている中国武装漁民による違法操業もある。朴氏がこうした問題に言及したという話はなく、中国への経済的従属が一層進んだ面が色濃く出た。
■中国艦船、トンキン湾でベトナム漁船拿捕
2014.7.5 産経
ベトナムの国営メディアは4日、中部クアンガイ省の漁船が3日、トンキン湾で中国船に拿捕(だほ)されたと報じた。漁船には漁民6人が乗っていた。一部メディアは中国船が海軍の艦船だったと伝えている。現場の正確な場所は確認されていない。漁船は僚船とともに6月28日に出航した。僚船からの連絡を受けた家族が地元当局に届けたという。(共同)
⇒ http://sankei.jp.msn.com/world/news/140705/asi14070509000001-n1.htm
【私見】
ソース
http://www.weibo.com/2366566374/BbPEF9HgP#_rnd1404368745600
『釣魚島(尖閣)是中国的土地』 韓国の保守党支持者たちが掲げた標語です。反共主義を捨てたのが歴然となりました。
今まで日本が、長年支援した韓国保守系の人たちの裏切りです。
コリアンの性質を知っていた知的な論者は、ずっと以前に指摘していました、「裏切る」と。
中国隷属に躊躇しない韓国民の国民性と、大国と戦い抜いて独立したベトナム人の国民性の差は、将来必ず国力と国柄の差となっているでしょう。