ウクライナ問題とアジア諸国 日本の選択 | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

☆BLOGの話題は、精神世界とリアルな現実世界の話題です。
巡礼の旅で、危機に瀕する日本を感じました。
未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。




 
tarooza☆シンクロニシテイ実践者
@nichirin

ウクライナ問題とアジア諸国
新たな冷戦のシナリオは事実上、米国とその連合国らの手で押し付けられており、全世界に新たな対立構造を背負わせている。 制裁に加わるよう、執拗に呼びかけられているのは日本もそうだ。 得をする人は誰もいない。

【保存】
ロシアの声
13 3月 2014, 11:41
ウクライナ問題とアジア諸国

http://japanese.ruvr.ru/2014_03_13/269066957/
  
クリミアは日本や東アジア諸国から数千キロも離れている。だがこの半島の今後の運命がアジア太平洋諸国に与えかねない影響は計り知れない。

   クリミア自治共和国の住民はキエフの政権交代を違憲クーデターと捉えた。ロシア人がその大半を占めるクリミア住民の憤慨をさらにあおったのが、ウクライナ議会がウクライナ領内でロシア語の使用を公式的に禁じたこと、そしてウクライナ人国粋主義者らが「クリミアの秩序を正し」てやると宣言したことだった。 クリミア政府には、ウクライナ軍の一部をクリミア半島に集結させ、重装甲車、対空防衛手段、ミサイルの射撃管制装置が集められるという通知が入ったが、これをしてもクリミア政府に半島の地位を巡る住民投票の実施を思いとどまらせることは出来なかった。

   こうした部隊の大多数を率いているのはウクライナ軍の正規の将校ではなく、あまりにも極端な排露主義に侵され、クリミアの「分離独立の気運」を強硬に絶とうとする武装戦闘員らである。

   クリミア住民は動じなかった。11日、クリミア議会は圧倒的多数で自治共和国の独立宣言を採択した。16日にはこの問題を問う住民投票が控えている。住民投票の行方を疑う者は誰もいない。クリミアで行なわれた世論調査では、住民の圧倒的多数がロシア連邦へ編入の構えを示したからだ。投票で選ばれたわけでもないウクライナ新政権は、投票で合法的に選ばれたクリミア自治共和国政府の決定を承認せず、住民投票の結果を認めないという声明を表した。これに相槌をうっているのが米国の政治家で、彼らはこれより前、クリミアの住民投票は非合法的であるとして、クリミア住民の自決権を否定した。その米国が2010年、こうした権利をコソボ住民には認めていた事実は見逃してはならない。また現在も、スコットランドでこれから実施される同様の住民投票には異議を唱えていないのだ。

   ことクリミアとなると、西側はコソボのアルバニア系住民を支持した際の原則や宣言をきれいさっぱり忘れてしまう。米国の政治家、そして欧州の政治家らの一部は文字通りパニック状態に陥り、クリミアにいるロシア人を支持するロシアを制裁で脅し、軍事措置をもとりかねない姿勢を見せている。制裁に加わるよう、執拗に呼びかけられているのは日本もそうだ。白熱する論争からは、西側が冷戦時代に匹敵するような国際対立を挑発する構えであることがうかがえる。

   だがこれで得をする人は誰もいない。ロシア人専門家らが指摘するように、対ロシア経済制裁が発動されれば、まず苦しむのが原料、エネルギー資源を輸入国だ。状況が緊迫化すれば石油ガス価格の高騰は間逃れない。これに打撃を受けるのは欧州だけではない。アジアのエネルギー資源輸入国も同じである。

   新たな冷戦のシナリオは事実上、米国とその連合国らの手で押し付けられており、全世界に新たな対立構造を背負わせている。米国は多数の国に対して、米国の政策に従うか、それともロシアを支持するかという選択を強いている。だが全員が全員、こうした米国の支配を認め、文句なしにその政策を支持しようとしているわけではない。

   アジアのなかでもインドや中国といった巨大国はウクライナ問題に関しては独自の見解を有している。中国の習近平国家主席はオバマ米大統領との電話会談のなかで、自制を呼びかけた。中国の公式の通信社「新華社通信」は「ウクライナに親西側体制」を樹立するためクーデター画策に加担したとして、欧米を非難した。ところが(新華社通信の指摘では)この計画はうまくいかなかった。「西側はカオスを挑発しただけで、それを一掃することもできない。なぜならそのために必要なリソースも、思慮分別も持ち合わせていないからだ。」

   ウクライナ問題に対するロシアの立場をインドも理解し、支持する姿勢を見せている。

   仮にこの危機が先鋭化した場合、この対立においてどういう立場をとるか、その選択はアジア諸国にも迫られる。米国に組して政治、経済上の利益、独自の対露関係を犠牲にする覚悟があるのか、明確にせざるを得なくなる。今どんな立場を占めるかによって、ここ数年ロシアと一連のアジア諸国との間に築かれた前向きな関係がこの先長く、深刻に損なわれ、事実上これを葬り去ることになりかねない。

【関連】

2014年3月14日 07:10 (AFPBB News)

■米欧、クリミア住民投票なら17日に「極めて重大な対応」
http://topics.jp.msn.com/world/general/article.aspx?articleid=3664884


【私見】日本の選択

 
   ウクライナ・クリミア                 オキナワ

クリミアの帰属を決める重要な住民投票は、沖縄とリンクしています。

クリミア半島の本来の住民はクルミア・タタール人とウクライナ人ですが、ソ連のスターリン時代ロシア人を積極的に移住させたので多数派です。

現在、沖縄に帰化中国系と朝鮮系の住民を積極的に浸透させているのが中共です。
スターリンの人口政策とおなじ立ち位置にいる。

クリミアには、ロシアの欧米に対しての戦略基地があり、中共は沖縄を手に入れて、太平洋戦略の前線基地にしたい野望がある。(習キンペイ国家主席は、若い頃から沖縄工作に携わっていた人物)

*中露外交の連携はあると見るべきでしょうね。