【速報】プーチン大統領、軍事介入せず クリミア併合否定  北方領土とリンクするクリミアのヤルタ | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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巡礼の旅で、危機に瀕する日本を感じました。
未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。


■【ウクライナ情勢】プーチン大統領、軍事介入せず クリミア併合も否定
2014.3.4 21:25 産経
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140304/erp14030421270014-n1.htm

 ウクライナ南部クリミア自治共和国の重要拠点を掌握したロシアのプーチン大統領は4日の記者会見で、「(自治共和国に)ロシア軍を投入する可能性は消えた」と述べた。
ウクライナの政変を批判する一方、ロシア系住民が多数を占める自治共和国を併合する可能性には「いまのところ、その必要はない」と否定した。

*敏感な領土問題に取り組んできた冷静なプーチンの判断ですね。


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■北方領土とリンクするクリミアのヤルタ

武力で奪った領土は歴史の澱(おり)になって苦しめる事になります。

北方四島を奪ったソ連は崩壊、現在のロシアは未だに「日露平和条約」が結べない。
サンフランシスコ平和会議に参加しなかったロシアとは戦後処理が残っているのです。
不安定な外交イシューが尖鋭な時に浮上して、友好的な手段が制限されてしまいます。
日本が「ウクライナとロシアの問題」に積極的になれない。

「竹島侵略問題」も日韓に深刻な影を落としています。
ことさら日本を「敵性国家」にして怯え、発狂しているようです。




クリミアのリヴァディア宮殿にてヤルタ会談

ルーズベルト、チャーチル、スターリンの秘密会議で、戦後世界を取り決めたヤルタは、ウクライナのクリミアにあります。
極東密約(ヤルタ協定)
日本にとって痛恨の地名です。


スターリンによって中央アジアに強制移住させられたタタール人が、クリミアに帰ってきています。
本来の住民です。
その地で、よそ者であるロシア人とウクライナ人が、凄惨なテロルの応酬をしているのが歴史の皮肉。



*国境が確定している安心感は大切です。
不安定な国境線で分けられた地域の住民は、どちら側にも平穏な生活が望めません。

いつも心の底には、過去の凄惨な争いの記憶があるからです。


現在の日本人は、国境の安全が国家、国民の平穏な生活を保障しているとの意識が薄いようです。
だから、「世界市民」なる妄想に浸っていられるのです。


過去の日本人が味わったソ満国境の恐怖感は、今のウクライナ紛争の現地住民(ウクライナ・ロシア・タタール)と同根ですょ。





 
  日露の領土
  


【青山繁晴】ロシア対日戦勝記念日と北方領土問題[桜H22/8/20]
 
http://youtu.be/Co6M6c0n10Y




ロシア大統領府は25日、メドベージェフ大統領が同日までに、日本が1945年に第2次大戦の降伏文書に調印した9月2日を「第2次大戦終結の日」に制定する法改正案に署名したと発表、改正法が成立した。事実上の「対日戦勝記念日」の法制化で、北方領土の実効支配を正当化する狙いがあるとみられる。

法改正案の趣旨説明では、ソ連軍の対日参戦により、満州や北朝鮮、北方領土を含む千島列島が「解放」され、第2次大戦の終結を早めたとしている。

ロシアのラブロフ外相は、先に終戦65周年の節目に当たり、対日戦勝記念日制定の意義を強調しており、サハリン州など極東を中心に各種の記念行事が行われるとみられる。(2010/07/25-21:36時事)



*オバマのウクライナ問題の介入で、日露交渉は中断させられるでしょう。
ウクライナへの金融支援だけ求められる。

現在のウイグル、チベットの虐殺で中共へ非難もしないで沈黙。
不確かなウクライナ問題には迅速な展開です。

アメリカには「失望」しました。