千年の祈り ★アメンバー限定記事
2011-01-29 23:30:07
テーマ:★アメンバー記事
この記事は、森の精霊の続編です。
精霊の棲む宮の奥の杜には、豊饒な生命が存在しています。
野鳥のさえずる森の奥深く、
”時渡る精霊たち”が、
遥かな記憶をもたらします。
幼い頃は、不思議の意味を分かりませんでしたが、今は、胸の奥底から理解しています。
視線を向けた先の小枝が揺れる。
その一本だけが大きく揺れるのです。姿のない精霊が揺らしているのです。
大きな木には、
一条の光が下りて来て、やがて塊(光彩)となり留まります。
歩いていく視線の先には、群草の中の一本の葉だけが揺れ始める。
森に、
吹く風はありません。
日本に残る宮の杜は、
知らずとも、千年の記憶を持つ末裔たちに依って、代々護られてきました。
しかしながら、
千年の記憶を持つ鎌倉八幡宮境内の神木・大銀杏が、根元から地響きと共に倒れました。
2010年3月10日、奇しくも昭和20年3月10日の東京大空襲の日です。
そして・・
[時わたる精霊の夢]
宮は滅却
寺は荒れ果て
教会に人の声も無し
時わたる精霊が・・”去る時”
この国に
千年の祈りの記憶を持つ末裔たちは
生まれ変わることはないでしょう。
短稿でした。
ご訪問感謝いたします。
□ 千年の祈りThe Prayer of Thousand Years 720p HD
_↑ on/off BGM
精霊の棲む宮の奥の杜には、豊饒な生命が存在しています。
野鳥のさえずる森の奥深く、
”時渡る精霊たち”が、
遥かな記憶をもたらします。
幼い頃は、不思議の意味を分かりませんでしたが、今は、胸の奥底から理解しています。
視線を向けた先の小枝が揺れる。
その一本だけが大きく揺れるのです。姿のない精霊が揺らしているのです。
大きな木には、
一条の光が下りて来て、やがて塊(光彩)となり留まります。
歩いていく視線の先には、群草の中の一本の葉だけが揺れ始める。
森に、
吹く風はありません。
日本に残る宮の杜は、
知らずとも、千年の記憶を持つ末裔たちに依って、代々護られてきました。
しかしながら、
千年の記憶を持つ鎌倉八幡宮境内の神木・大銀杏が、根元から地響きと共に倒れました。
2010年3月10日、奇しくも昭和20年3月10日の東京大空襲の日です。
そして・・
[時わたる精霊の夢]
宮は滅却
寺は荒れ果て
教会に人の声も無し
時わたる精霊が・・”去る時”
この国に
千年の祈りの記憶を持つ末裔たちは
生まれ変わることはないでしょう。
短稿でした。
ご訪問感謝いたします。
□ 千年の祈りThe Prayer of Thousand Years 720p HD
_↑ on/off BGM
*【追記】2013.8.12
この時期(2011-01-29)には、『精霊の夢』を見ることで、起きる近未来を予感していました。
靖国神社の神門放火、全国にある神社の不審火、対馬の寺から仏像盗難、全国にある寺が荒らされる。
放射能の現実で、カルト化した教会から、人心は離れつつある。
異形の輩、信仰の場での罪は深い。
時わたる精霊が・・”去る時”
辿っている夢を止めるのは、日本の言霊でしかありません。
眠れぬ日々が続いています。