■中国軍機、相次ぎ領空接近 空自の警告射撃検討 | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

☆BLOGの話題は、精神世界とリアルな現実世界の話題です。
巡礼の旅で、危機に瀕する日本を感じました。
未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。




[保存]

【尖閣国有化】中国軍機、相次ぎ領空接近 空自の警告射撃検討
2013.1.9 06:55

 昨年9月の沖縄県・尖閣諸島の国有化以降、中国の軍用機が東シナ海上空で日本領空への接近飛行を繰り返していることが8日、分かった。中国機は日本領空の外側に設けられた防空識別圏をたびたび突破、その都度、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)し対処しているが、防衛省は事実関係を発表していない。尖閣周辺での相次ぐ挑発を受け、政府は警告射撃など自衛隊の対抗措置を強化する検討に入った。

 複数の政府高官によると昨年9月11日の尖閣国有化後、中国の軍用機が頻繁に日本領空への接近飛行を繰り返すようになった。ある高官は「3日続け1日空けるペースだ」と証言する。軍用機は「Y8」で、情報収集機型と哨戒機型の2種類ある。日中中間線のガス田付近まで南下した後、再び北上したり西方に飛び去ったりするケースが多い。

 防衛省は尖閣国有化以降の中国機に対するスクランブル事例として、昨年12月22日から今年1月5日までの間の5件を発表したが、いずれも中国国家海洋局の航空機「Y12」への対処。軍用機であるY8へのスクランブルは発表していない。

 Y12は昨年12月13日には尖閣周辺で日本領空を侵犯した。海洋局所属の海洋監視船「海監」など公船の領海侵入も常態化している。

 安倍晋三首相は今月5日、米村敏朗内閣危機管理監らに尖閣周辺での領域警備で対抗措置の強化を検討するよう指示。具体的な措置としては、領空侵犯機が無線での警告に従わない場合、曳光(えいこう)弾を使った警告射撃を行うことや、海軍艦艇が領海付近に進出してくれば海上自衛隊の艦艇を一定の範囲内に展開させることが柱となる。

 曳光弾発射は、昭和62年に沖縄上空で領空侵犯した旧ソ連の偵察機に空自戦闘機が実施した例がある。

                   ◇

用語解説】防空識別圏

 国外から飛来する航空機を見分けるためのラインで、領土の外側約500キロ付近に定める国が多い。他国の航空機は識別圏に入る場合、飛行計画を提出しなければならず、届けがない航空機は領空侵犯の可能性がある国籍不明機として扱われる。


****************************************************************************

昭和62年に沖縄上空で領空侵犯した旧ソビエト軍機への自衛隊機による警告射撃(曳光弾発射)は、重要な沖縄米軍への挑発としてアメリカ軍も硬化しました。

沖縄米軍基地は、「熊蜂の巣」とも言われている。

旧ソビエト政府は直ちに陳謝しました。

日米同盟の結束を試したのです・・・が。


「日本列島は航空母艦」などの比喩で冷戦参加を表明するに至り、旧ソビエトは新たに日本向け軍事費を増額したが、経済負担に耐えられず崩壊する一因ともなりました。



昨年の北朝鮮の弾道弾ミサイル実験では、沖縄上空を飛び越えました。
日米の軍事組織を緊張させたのです。


そして中国に呼応するような韓国の新たな領土要求の動き。

竹島とは別に、沖縄の近くまで大陸棚延長を国連機関に提出したのです。


尖閣諸島への中国軍機の「領空侵犯」は、領海侵犯と異なり緊張関係のレベルが数段違います。

日米同盟への直接的な挑発になり、背後のアメリカ軍も動くことは必定です。


長い間冷戦を戦っていた旧ソビエト政府の要人は、領空侵犯の軍事、政治的な意味を理解しています。
しかし、中国共産党政府と中国軍は、冷戦時代の緊張を知らない。


沖縄は、地政学的にアメリカ覇権のキーストーン。
北朝鮮、韓国、中国(特亜の三国)の挑発は、日本ならずとも自動的にアメリカへの挑戦となる。
日米離間策は通じない。


沖縄・尖閣諸島への領空侵犯は、中国共産党政府の崩壊の始まり・・・

欧州、自由諸国は、「日中冷戦」に少しづつ間接的にでも参加するでしょう。

 


彼らの発想は貧弱です。

すでに沖縄には、日本帰化済みの人民解放軍の便衣隊が、配置されていると見るべきですね。

行政の統計手法だけでも草(便衣兵)を推計できます。

 


日中冷戦に突入していると自覚する国民は増えました。

侵略は、「日中友好条約」締結の時から始まっていたのです。


中国共産党指導層は、キッシンジャー博士の口車に乗って対日政策を誤らされたようですね。
アメリカは動かないと信じ込んでいた。
動揺しているのが見え々です。