獲物 | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

☆BLOGの話題は、精神世界とリアルな現実世界の話題です。
巡礼の旅で、危機に瀕する日本を感じました。
未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。

病院の待合室の長椅子に座っていると、出入り口が騒がしい。

見るからに高齢な腰を曲げた婦人が、一人で杖を衝いて入ってきたのです。

手を貸そうとした人と、何やらのやり取りが有った様。


そろりと私の横に座ろうとしたので、手を貸そうとしたら、「いいです。人は信じないから、いいのです」と思いがけない拒絶です。

良く聞こえなかった出入り口のやりとりは、同様に断ったのでしょう。

横に座った老女は、言い訳のように話し始めました。

「市役所の者と言って家に入り込み、みんな盗んでいった。市役所の人ではなかった。騙された。」
「他人は信用できないので、大切な物は市役所に預けてある」みたいなことを繰り返したのです。


高齢者の問題には・・
”盗難妄想”はありますが、しかし事実の場合もある。


高齢者を狙っての高額な訪問販売や、巧みに家に入り込み金目の物を盗む犯罪者もいます。
狡猾な犯罪者は、玄関などに老人の家との”目印のサイン”を残してから、期日を空けて再びくる。

また、その目印のサインを訪問販売仲間で交換し合い、別な商品を売りつける手口もある。

新興宗教の勧誘では、家の様子をデータ屋に売る商売にしている組織もあるようです。(一件○円)
玄関に出なくても、外に干した洗濯物から、家族構成を記録する者がいる。

ターゲットにされれば、何回でも人を変えて訪問してきます。

さて、
幼い子を連れた訪問者に甘いと見られたのか・・ターゲットにされたようです。