十五夜お月さん,由紀さおり. 勇太郎のうた
東京の滝泉寺・目黒不動尊の境内の隣に住んでいた音楽家・本居長世(もとおり ながよ 1885~1945) が日本で初めて「童謡」という芸術品を作り上げました。
それまで子どもたちに伝わってきたものは「わらべ歌」でした。
童謡は、それに対して
大正の中期に活躍した野口雨情、北原白秋、西條八十などの詩人が、子どもたちの為に詩を創作して、それに当時の一流の音楽家が曲をつけたという芸術品です。(金田一春彦)
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本居長世は、国学者の本居宣長の6代目の子孫に当たります。
「こどもたちの為にこのような芸術を持っている国があるだろうか」と、アメリカで称賛されました。
しかし、
現在の日本では、子どもたちの命さえ守ろうとしていない。
先人の想いは、今 何処へ・・
滝泉寺・目黒不動尊の境内に本居長世の顕彰碑が建っています。
五月五日 子どもの日、 敬意を込めて礼をいたしました。