福島第一原子力発電所取水口付近で採取した海水中に含まれる放射性物質の核種分析の結果について(6月11日採取分)
平成23年6月11日、福島第一原子力発電所1~4号機側取水口付近の海水につい
てサンプリングを行い、海水に含まれる放射性物質の核種分析を行った結果、別
紙の通り、放射性物質が検出されたことから、本日、原子力安全・保安院ならびに
福島県へ連絡いたしました。
また、平成23年5月16日に採取した福島第一原子力発電所取水口付近の海水に含
まれるストロンチウムの分析を行った結果、 別紙 の通り、ストロンチウム89、90が
検出されたことから、本日、あわせて原子力安全・保安院ならびに福島県へ連絡い
たしました。
今後も、同様のサンプリングを実施することとしております 。
以 上
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東京電力発表引用終わり
ストロンチウム89の半減期は、約50日、90は半減期が約29年と長い。
水溶性で水に溶けやすい性質があります。
カルシウムと誤って骨に取り込まれて造血器官を破壊。
そして、骨髄腫や 白血病を発症。
乳幼児、子供たちに飲ませる牛乳には、注意しましょう。
また、魚類に濃縮して蓄積されます。
農産物に加えて魚介類にも注意が必要ですね。
国民むけに、
政府から公式な警告がありませんでした。
食品からの内部被曝を避けたいが、既に流通しているようです。
住民の健康への影響は、外部被曝での「急性障害」よりは、
飲食や、呼吸による摂取の内部被曝は、「晩成型障害」になると認識すべきですね。
甚大な影響が出てきます。
特に呼吸から肺に入ったストロンチウム、プルトニウムは、必ず癌を引き起こします。
海外の専門家から、心配されています。
しかし、肝心な日本の核医学の専門家の意見は少ない。
「死の灰」は、万遍なく空から降り注ぎ、海からもやってきます。
チェルノブイリの原発事故の最初の健康への兆候は、半年~1年後から出現してきました。
日本では、9月頃から、体調が悪くなる若年層が増えてくるでしょう。
「ガン旋風」の始まりです。
「安全、安心デマ情報」が、事故直後大量に流されました。
現在の正しい被曝対処法の知識を得てください。
極力、内部被曝を避ける努力をしましょう。
微量でもストロンチウムの毒性は、致命的です。
危機のレベルが上昇したのです。
短稿でした。