家庭内での事故は、意外と多いと知りました。
昨年、
ミュージシャンでもあり、俳優でもあった谷啓さんの訃報で思い出した事です。
今は亡き義父も、彼とおなじような階段での転倒事故が原因でした。
庭の手入れをすることが好きな義父でした。
ニ階の部屋が寝室でしたが、高齢になったので一階に寝室を設けるためベットを置きましたが使いませんでした。
慣れたニ階の部屋から頑として移りません。
ある日、義父が階段から落ちる不吉な夢を見ました。
暗い階段下で、此方を見上げて助けを求める夢です。
生死に関わる夢は、「警告夢」と気づいています。
妻も心配するので、階段の手すりを設けました。
しかし、夜中にトイレに起きて足を踏み外して転落したようです。
子供の頃から、
縁ある人たちの危険を察知する夢を見ます。
何故か、天命を動かすことが出来ない定めなのか、伝えたことに反応しません。
何度か同じ夢を見たことを伝えても不思議と無視されてしまいます。
遂には、それを伝えても気味悪く思われるだけでした。
その経験から、自分で出来る範囲で事前の救いの手を差し伸べていました。
現在でも、
「警告夢」については無力感に捉われる事があります。
皆さまが、自身の夢の知らせには謙虚に受け止めて用心してください。
災難は、「自身の思い」で避けられると思います。
短稿でした。