これは友人のお話です。
彼はお墓参りのとき、
自家だけでなく、周りにある同じ家紋の墓にも線香を手向けます。
と、あるお墓に線香を手向けご供養したとき、その不思議が起こりました。
*お墓の異変です。
流石に彼は驚きました。
![あせる](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
庫裡に報せて帰りましたが、次の日もお寺に行きます。
こんな事は初めてだと、お上人さまも驚いておられました。
お上人さまの話しでは、
この墓の施主であるお婆さんが亡くなられてから、連絡のはがきが、宛先不明で返ってくるそうです。
しばらくすると、跡継ぎは若くして戦死しているので無縁墓になります。
(子の無い・・・絶家となる)
以前、週刊誌の特集で、無縁墓石の処分する写真を見ました。
その中には、旧軍の階級を刻んだ墓石が大量に捨てられています。
(業者は一時保管と言い訳していますが)
その風景は哀れを感じさせます。
郷土部隊の若い兵士は、「村の若い衆」として集まり (普段は許されません)、死を決めた最後の突撃に臨んだそうです。
「ワッシヨイ、ワッシヨイ」と声を合せて、突喚・・突撃していきました。
その若者たちのお墓も我々は守れなくなったのか・・・
軍人を忌避する*リベラル教育が、身近だった縁者さえ棄て去るのか。
友人の彼は、
その崩れたお墓も自分に縁あるものと、一緒に法要をお寺さんにお頼みしたそうです。
ご訪問ありがとうございました。
![合格](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/304.gif)
*一部変えています。
*リベラル教育
彼は、不思議なことよりも、無機質な一群の人たちに不気味さを感じているそうです。
亡き人たちを冒涜する感性に違和感を覚えるのです。
*お墓の異変です。
具体的には述べられません。見当はずれなことを言う霊的表現者がいますので。