静かな子 | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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☆BLOGの話題は、精神世界とリアルな現実世界の話題です。
巡礼の旅で、危機に瀕する日本を感じました。
未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。

私が幼児の頃のことです。


いつも一緒に遊んでいた男の子がいましたが、彼が小学生になり、帰って来るまでひとりで遊んでいました。

いつも私の家にやってきます。静かな子でした。


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ある日、いつもの様にやつてきた彼と外で遊びましたが、

ふと、気がつくと彼が居ません。

彼は黙っていなくなる子ではありませんでした。

また、私が別れの挨拶を交わさないと、うるさく言い続ける子供だと彼は知っていました。


待っていましたが、外は薄暗くなってきます。

なにか淋しい気持ちになり、意を決して彼の家に向かいました。


彼の家では、なにやら大人たちが忙しく動き回っていますが、

彼はいません。

その日は、疲れて早く寝たと思います。



夢を見ました。

彼と一緒に遊んでいます。

だんだん暗くなります。

真っ暗になりました。


遠くに、ぽっんと温かい明かりが見えました。

男の子は、何時ものように片手をあげて、さようならの合図をしてくれました。

そして、その明りに向かって彼は行ってしまうのが分かると・・

その明りのもとへ行きたくなりました。


私は切なくなり、一緒に付いて行こうとした瞬間、明かりは消えました。



そこで目が覚めました。


朝、彼の家に駆けて行きます。

お葬式でした。




幸せな、
時を過ごしていたと思います。ニコニコ



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