エランギス ビロバ

西アフリカの熱帯雨林の森に育つラン。

数年前に購入して、すぐ弱らせ、やっと開花するまでに回復しました。

 

星形の白い花。

下垂する優雅な姿。

安眠を誘う夜香性。

魅力たっぷりの、栽培意欲を掻き立てるランですが、うまくゆきません"(-""-)"。

 

 

もう一歩、育て方がわかりません"(-""-)" (T_T)/~~~。

 

自生地の状況からして、

① 強い光は好まない。

② 温度は冬でも15℃欲しい。

③ 熱帯雨林のランだから高い湿度が必要。

という事は分かります。

わかっているけど実践がイマイチ。総論は分かるけど各論が見えない、、、、、。

 

④ これからの季節、乾かしすぎない程度の乾燥が必要。

⑤ 根の部分の過湿は嫌うので、根はむき出しが良い。

この辺りも少しずつ分かってきましたが、、、、。

 

いま開催中の植物公園「秋の洋ランフェアー」では3本の花茎にそれぞれ10輪以上の花が展示されています。

あやかりたいものです(^^)/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えぇのが咲くからやってみんか」

植物公園の秋の洋蘭展の準備をしている最中、大先輩から声がかかりました。

 

 

見せられたのがこれです。

咲き進んでいますが、ノドサをうんと大きくしたような花。

NS14㎝でLip巾は5㎝あります。デカい!

でもモ片親のルデマニアの面影はどこにもない。ゥん?

 

ルデさんは我が家では無理だけど、ノドサはいける。

その交配なら何とかなるか?

(なにより偉大な先輩に勧められたし、、)

 

、、、一瞬の間に、思案がぐるぐる駆け巡り、出した答えは「わかりました!」

 

「え~のが咲く」 のは先になりそうですが、

1年後に咲いたら持っていきますから、その時はお願いします。

「よぉ~咲かせたの~」(^^♪

 

実はノドサを使った交配種にちょっと興味があります。

Bc.Karnival Kids

nodosaとC.dormannianaの交配です。色がとてもきれい。

 

Bc.Katherine H-Chatham

nodosaとC.labiataの交配です。リップの赤が素敵な中輪花。

 

草丈が大きくならず家庭向き。

わりと寒さにも強い。

交配の相手により見栄えが出る。

 

などの理由によりちょっとやってみるか、、、という存在に。

 

 

 

 

 

 

10月26日から、広島市植物公園で秋の洋蘭フェアーが開催されます。

その準備に行ってまいりました。

一足早く、気になる花やお仲間の力作をご紹介します。

 

C.alaorii alba→H氏

 

まずはお気に入りのアラオリから(^^♪

真っ白い清楚な花がニコッと笑っていました。

孫の顔見るようで、思わず目じりが下がります。

Paph.White Knight -S氏

パフィオ整形花。(GreenMistery×SkipeBartlett)

こちらは童女というより、しっとりした大人の女。

じっと見ていると吸い込まれそうな魅力です。

 

C.maxima =Is氏

季節のカトレア マキシマ。

カトレアを得意とされるI氏ですが「そつがない」ですね。

LaPedrenaのself?とか

Bc.Inter Stars   -Ic氏

 

近年B.nodosaを使った交配がシェアーを広げています。

B.nodosa×C.labiata=Bc.Catherine H-Chatham

Bc.Catherine H-Chatham×C.intermedia=Bc.Inter Stars となります。

それにしてもこの2つの花、別々に見えますが、同じ親だそうです。

交配の妙!

 

 

 

C.tenuis -F氏

珍しいカトレアが展示されていました。

レプトテスのテヌイスは知っていますが、カトレアのテヌイスは初めて見ました。

実物はもっと色が濃く特異な存在感があり、1~2作後を見たいです。

 

 

Erasanthe henrici エラサンセ ヘンリシ

これも実物は初めて見ました。

想像していたより花が大きいです!

マダガスカルの人気種。やはり今後の大株に期待です。

 

 

Scaphosepalum swertifolium -A氏

スカフォセパラム スェティフォリウムと読みます。

こんな、馴染みのない(?)蘭を見られるのがラン展ならではの楽しみです。

 

実は困りました。

花を大きく見せようとトリミングしたら全体写真が消えてしまいました。

実物はこの4倍くらいある大株です。

 

困った"(-""-)" 先輩に失礼だ。

という事でお借りしたのが次の写真。

こんな花です。

(他意の無いことを条件にorchid species.comより使用させていただきます)

 

一見地味に見える品種でもこうして丁寧に紹介される姿勢に

頭が下がります。

 

 

作品 K氏

属名も品種名も記録できませんでしたが、甘い香りを放つ花が咲いていました。

草姿花姿、香りから Onc.オンシジューム ゴワーラムゼ-を思い出しました。

 ずいぶん前になりますが、洋蘭に興味を抱いたころに一生懸命育てていました。

時の流れで忘れてしまいましたが、この香りに出会えたことは嬉しい限りです。

アマチュアリズムの原点を思い出しました。。

 

 

 

最後は季節のミニカトレアで。

 

C.cernua  =T氏

 

T氏のセルヌア。別名ラッピーさん。

今年も凄いの運んでいただきました。

 

一枚目の花はNS4㎝近いと思います。

大輪、濃色、丸弁整形、多花。

良い花の条件をすべて満たした世界が広がります。

写真ではとてもお伝え出来ません。

これを見ることができるだけでもこの展示会は価値があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブラッソカトレア カーニバルキッズ。(最近はガルフショーズ ビューテイとかいう風にかわつたようです。)

B.nodosaとC.Dormanianaの一代交配種で、

ペダルもドーサルも葉っぱも緑。リップだけが赤。そのコントラストがとても美しい花です。

 

 

片親のノドサはリップだけが肥大する特異な花です。

https://ameblo.jp/taronoran/theme-10110573622.html

 

話題のズレついでに、、nodosaについて続けます。

 

nodosaの自生地はカリブ海沿岸。

メキシコを中心に、西インド諸島やコロンビア、ベネズエラの海沿いにもかなり広範囲にみられるそうです。

街中でもみられるようですか、らそれだけ身近で育てやすいのでしょうね。

イメージとして「高温が必要」ですが、意外なことに冬の低温にはかなり強く、我が家では最低気温10℃でちゃんと冬を越してきます。

 

5月ごろから庭へだし、日光に当てながら、気温の上昇と並行して水を増やし、8月末までに一人前に育て上げます。

この5月から8月までの短期間に一気に育て上げるのがポイントかと。

 

強めの日照と生育期のたっぷりの水やり。

これをどこまで実践できるか。

 

 

 

昨日はalaoriiの自生地を調べてみました。

https://ameblo.jp/taronoran/entry-12537178668.html

 

きょうはその続編です。

 

栽培のポイント  低~中温性と言われますが、自生地の状況から年間の適温は1530℃程度と考えられます。同時に空中湿度を好みます。春から秋の温暖な期間の水はタップリ与える。冬も極端に乾かしません。真夏の間は過湿にならない範囲で多めです。

自生地では、冬でも15℃を下回ることはないといわれるほどですから、理想的には15℃欲しいランです。このくらいの温度を保って水も積極的に与えるようにするのが理想です。ただ経験的には比較的寒さに強く低温に耐えます。私宅の冬越しは7℃10℃。冬は水をやや控えますが乾かしすぎはいけません。その程度の温度で過ごしても4月の初めには新芽が出てくるし、慣れれば冬の間にも新芽が伸長します。そういう株への水やりは、極端に乾かさずコッキネア、プミラに準じた与え方となります。

夏の暑さには比較的耐えます。日中30度を超えても弱ることはありません。ただ鉢内の過湿は嫌います。これにより病気が発生しやすくなりますので与えた水が滞留しないよう気を付けます。夏越しの理想的な温度は夜20℃~昼30℃です。

植え込み材料は、水ごけ単用は夏に蒸らす恐れがあるので、避けたほうが無難です。水ごけ+ヘゴ+肥料パックの組み合わせが向いているように思います。具体的には、肥料パックを鉢底に忍ばせてできるだけ空洞にする。また根をヘゴにまたがらせてその状態で鉢に植えこむ。鉢の中を過湿にしないというやり方です。冬越しより夏越しに気を使うランといえます。

マンションで栽培しているというある愛好家は次のように言われます。「年間通して、日照時間の長い場所に置いていることと、水が多めで、良く乾く場所にあり、乾けばすぐ水を与えます。陽射しの強い真夏は、半日影にいます。夏の水はジャージャーに上げてます。」「冬越しは、南西の出窓。10℃前後が最低気温じゃないかと思われます。冬の栽培の場所よりも、真夏についうっかりして焦げ焦げの穴を葉っぱに開けてしまったり、水切りしすぎて枯らしてしまうことがあり、そっちが悔やまれます。」

日照について   日本の暑い夏の時期は別として、秋、冬、春は日焼けしない範囲でしっかり当てるべきです。日照が不足しているかどうかは葉を観察することでわかります。程よい日照で育てられた株は、葉が厚く引き締まっています。逆に日照不足の葉は薄く、垂れ下がっています。引き締まった厚い葉をもつ株にするには日照が大切です。程よい日照引き締まった株良い花です。

他のランに比べ、水だけでなく肥料も好みます。年に数回咲くという性質からうなづけます。現状は春先に新芽を確認したときマグアンプを鉢の表面にパラパラ、、、と言うレベルですが、我が家の環境に慣れるのを待ってもう少し積極的にと考えています。

<夏越し> 私宅の場合、平地の民家の庭での夏越しです。強い日差しを避け、梅雨明け後は遮光を70%くらいに強め、できるだけ涼しくしなければなりません。水やりは一日2回株全体をシャワーするように濡らします。午前中一回、日の落ちた後にもう一回。鉢の中までビチャビチャにせず空中湿度を高めるという感覚です。プミラの水やりとよく似ています。

<冬越し>  我が家の12月~2月の最低温度は7℃から10℃です。午前中、日当たりのよい室内での冬越しです。日中の温度は日の射す日で15℃程度。それくらいの環境でも、比較的よく乾きます。そして多くは新芽を出したり伸ばしています。これは驚きです。他に同じような現象がみられるのは、プミラ ダイアナ、プレスタンスくらいで、ほとんどのカトレア類は音無しです。多くのカトレアに見られるような、明確な冬休みを必要とせず、アラオリというランの特性を垣間見る思いです。(この項2012.12.30日記述)

ただし、これは我が家の実情ですが、かなうことなら冬でも15℃欲しいところです。自生地の温度もそのくらいで、15℃あれば株は元気になり花も年に3回咲くものと考えています。

室内での冬越しは風通しが大事です。 風通しが悪いと病気が発生します。葉に症状が現れます。殺菌剤を使っても、環境が改善されなければ無駄です。昼も夜も小型のファンを回すこと。そのうえで窓を開け空気を入れ替える事。冬は換気に気を使わなければいけません。

失敗事例 アラオリは、冬でも元気だと根が伸びたり新芽が伸びてきます。それだけ寒さに強いということであり、水も比較的欲しがります。鉢の表面がすぐからからになるほどです。しかし、だからといって調子に乗ってジャブジャブ与えてはいけません。根を腐らせます。過湿です。冬越しの最低気温が7~10の場合、水やりはどうすべきか。「週に2度程度、午前中に、鉢の表面が湿る程度」というのが教訓です。1月中旬から2月いっぱいはこれで我慢します。このような水やりをしていると葉にしわが出たりして心配しますが、春になり水やりを増やすと回復してきます。ナゴランなどに見られるのと同じ現象です。(温度次第ですね(^^)/)

植え替え  基本的に毎年行います。ポイントの一つは根をむき出しにしない事。むき出しだと干からびる恐れが大きいです。根は水コケの中に埋め込むようにします。植え込み材料は、水やりの頻度にもよりますが、私の場合コルク片3みずごけ7の割合です。

<病気に弱い?> アラオリはカトレアの中でも比較的弱いように思います。冬の乾季不足、水やり過多、梅雨時の過湿、梅雨明け以降の蒸れにより葉を腐らせることが多いように思います。(丈夫な国産実生がまだ少ないことも要因かもしれません。)また、環境変化にも弱いところがあって、入手一年目で枯らすことが多いようにも思います。これらに対して私の対処法は入手一年目は花を期待せず我が家の環境にならすことを優先する。入手したら鉢ごと殺菌剤の水溶液につける。③5月~8月の期間、月一回同じように殺菌剤の水溶液につける。これらを励行しています。従来小型のレリアと呼ばれていたもののうちアラオリやプミラは比較的病気への耐性が弱く、ロックレリアの系統は比較的強いように思います。その要因は水を好むかどうかにより、水を好むものは日本で育てる場合、注意が必要ということかと思います。

<冬のアラオリ 夏のアラオリ> 春から夏に蕾が出たアラオリは2週間くらいで開花してきます。逆に秋から冬につぼみを発見した場合、開花まで1か月かかります。そして花は夏場に咲いてきたほうが良く、冬場に咲く花は見栄えが良くありません。この辺りは、冬の温度との兼ね合いで、家庭栽培家のつらいところです。温室があって冬でも15℃くらい保てる環境なら結果は逆になるかもしれません。私と同じように温室を持たない、ある愛好家は、「冬につぼみが上がってきても無理して開花させない。早めに摘んで株を休ませる」と言われます。花を咲かせるのは春と秋に絞るという考え方は私はうなづけます。

開花時の乾燥はご法度。  私宅の例でいうと、秋に咲かせる場合、花がきれいに咲かないことがあります。秋は、空気が乾燥してきます。蕾の時期に空気が乾燥すると開きが悪くなったり、よじれたり、花びらがカサカサになったりします。これを防ぐため、空中湿度を高めるためにこまめなシリンジをが必要です。蕾が出て開花するまでと、開花しても1週間くらいは十分意識しておきたいことです。夏の暑い時期に咲くこともありますが、意外とすんなり咲いてきます。比較的暑さに強いことと、夏は湿度が高いからだと考えています。

アラオリとプミラの違い  どちらも空中湿度の高さを好み育て方もよく似ていますが、年間の生育適温はアラオリが15℃30℃、 プミラが10℃25℃です。従って夏はプミラは暑がりアラオリは比較的元気。冬は プミラのほうが低温に耐え、アラオリは比べれば寒がります。少しの違いですが知っておくと便利です。

 以上