☆天高く馬肥ゆる秋☆
10月に入ってようやく秋らしいお天気が続いてる。。
先月末の御徒町の展示会最終日、蔵前の方まで足を伸ばした。。
その際、Maito Design Worksさん
こちらで出会った手染めのコットン糸が、ずいぶん前から刺そうと思っていたカテリーナ刺繍のイメージにピッタリで購入してみた♪
最初、白っぽい糸で試し刺しをしたんだけど、今一つ気に入らず手が進まなかったのに、
この糸のおかげで久々の爆刺し🤣
まだステッチが残っているけど、縁飾りをどうしようか妄想中。。
イタリア刺繍っぽく盛っちゃう?それともシンプルにしようかなぁ〜♪
ところでタイトルにした「天高く馬肥ゆる秋」
天気が良くて食べ物も美味しい。。そして過ごしやすい季節と言う意味として使ってみたんだけど、本来の意味は秋になると、超えて逞しくなった馬に乗って匈奴が攻めてくるぞ!と警戒を促す言葉なんだそう。。
そんな古代中国の歴史に、漫画キングダムや中華ドラマ等でここ数年触れていたのですが、
大学を卒業して35年💦
自分が東洋史学科だったと言う事を忘れてたぁ〜
そんな空白の時間を経て、大学のゼミで一緒だった友人の
大学時代の恩師の市民講座を受けようとの誘いに大阪へと行ってきた。。
内容も天と中国王朝 〜秦末の大乱と前漢の成立〜
キングダムに嵌っていて良かったぁ〜🤣
歴代王朝の交代は天命の移動(易姓革命)によるもの。。
多くの皇帝、為政者がその価値観の中に有ったのに反して、
秦の始皇帝は天、天命に依存せず、人間社会の価値観を優先したらしい。。
さすが、嬴政(始皇帝)、中華統一を成し遂げるくらいだから旧来の価値観もなんのそのって感じだったんだろうか。。。
ところが嬴政の考え方とは別として、世の人々の考えとして天は秦を見放す状況へ。。
そこで登場するのが項羽と劉邦
そして秦の滅亡後、天命を受けたのは劉邦だった。。
鴻門の会、四面楚歌などの有名な話が沢山有り、古代中国史の名場面の数々が。。。
項羽の最期は、天が我を滅ぼしたと悟り戦いの中、自害して果てた。。
この時30歳だったんだねー。。。
先生の嬴政、劉邦、項羽の比較年表がとても興味深かった。。
嬴政は劉邦の3才年上。。
劉邦は項羽の24才年上。。。
そうだったのねー
久々に中国古代史に魅せられた一日だった。。。
余談として、天高く馬肥ゆる秋に戻りますが、、、
漫画キングダムの中で、主人公李信と秦国大将軍の座を争っていくだろう武将に王賁と蒙恬がいる。。
私の推し、蒙恬は中華統一後、対匈奴対策で活躍をする。。
そして一番の功績は万里の長城の建設だ。(戦国時代、各国が築いた長城をつなげる事業)
ただ理不尽な最期を迎える際に、天に対して何の罪もないのにと無念を滲ませるが、
この万里の長城を築く際に地脈を絶ったのが罪ではないかと思い至ったようでも有る。。
李信、王賁と違って、最期の様子が史実に残っている彼。。
キングダムのその後を知らない方が良かったのか
すみません、備忘録、復習も兼ねての文章になってしまいました😅
食欲も意欲も湧いてくる秋、久々に刺繍を頑張るぞ〜
次回は大阪旅行の後半。。
奈良観光について書く予定です