あなたの笑顔に貢献する
抜苦与楽のカモワン・タロットリーダー。
烏庵・タロローグ健です☆
風邪で病院に行ってから一週間経ちました!
病気平癒というわけには行きませんでしたが、
大分良くなりました。
若干、咳が残っている感じであります。
さて、前回のブログで
休みの日に熱を出す事が多々あると書きました。
これは一体、どういう事なのか調べてみました。
休みの日に熱を出すのは、
日頃の溜まった疲れが
まとめて出るからであります。
しかし、これは裏を返せば、
日々の睡眠で疲労回復が
出来ていない事が原因であったのです。
自律神経である
交感神経と副交感神経。
しっかりと睡眠を取って
交感神経から副交感神経への
スイッチを切り替えてこそ、
自己治癒力の本来の力が発揮されるのであります。
生活習慣の乱れや少ない睡眠時間が原因で、
スイッチの切り替えがうまくいかず、
自己治癒力が十分発揮されぬまま、
疲労が溜まっていく事なります。
結果、休みの日に溜まった疲労が、
発熱として出るわけであったのです。
正直、睡眠を侮っていた
自分自身の慢心に気付かされました。
古来より、人は夜に「死」に、
東の地平線に太陽が昇ると共に
再び「生」を得ると考えられていました。
カモワン・タロットでは
「名前の無い13」が死と再生を象徴します。
そして「名前の無い13」の右隣には、
救済や慈悲の象徴である「14の節制」が控えており、
2枚のカードは向き合っています。
カモワン・タロットは
視線を何よりも大切にするので、
この2枚の向き合う関係が重要である事は
一目瞭然であります。
先程、お話しましたように、
自己治癒力を発揮するのは睡眠であり、
交感神経と副交感神経の切り替えが、
重要になって参ります。
「14の節制」のカードの
2つの瓶の水を入れ替えている様は、
正に自律神経の切り替えを表しています。
「名前の無い13」と「14の節制」が向き合う故に、
死と再生には、睡眠による自律神経の切り替えが
重要である。と、読み解く事が出来ます。
更に「14の節制」の視線を追ってみると…
「名前の無い13」のハートを見ています。
ハートの図形は、心臓の象徴であり、
心臓は生命そのものであります。
睡眠は生きる事。死の世界から生を得て帰ってくる事。
「14の節制」は、それを只々、
真っ直ぐに見つめているわけであります。
当たり前のような話ではありますが、
その死活の重要性を、古代の人はタロットに
記していたのであります。
また、ここでは詳しく触れませんが、
睡眠を蔑(ないがし)ろにしては、
勝つべき時に勝てないし、
人生を楽しむ事も出来難しと、
タロットには記されております。
タロットに記されているのは『生命の法』
「14の節制」を別の言い方をすれば、
節度ある生き方。規則正しい生活。
これを生命の法である佛法では
『正命(しょうみょう)』と言います。
規則正しい生活に則った睡眠こそ、
自律神経の切り替えをスムーズにし、
生命の継承を成し得る。
今回、風邪を引いた事で
睡眠に対する認識を改める事になりました。
その道理に則り、
出来るだけ日付が変わるまでには、
床に入るようにしたいと思います。
有難うございました。
合掌。
タロローグ健