無いモンは造るしかない | Tarokuma Radicon Development

無いモンは造るしかない

AE86とか昭和のクルマのボディを愛用してると、普通のホイールだとデカ過ぎて全く似合わないゲッソリ

 『ハチロクに18インチ』とか有り得へんやんチーン

 

だから小径(15インチ?)に見えるスケールダイナミクスのホイールが事実上唯一の選択肢になるんやけど、最近売ってるのをほぼ見かけない笑い泣き

 

 

それなら何とかするまでよ筋肉

いつもの『加工屋の特権』『職権濫用』フル発動ぢゃいニヒヒ

 

以下、全く参考にならん事のオンパレードなんで、興味の無い方はスルーして下さい。

 

 

 

TOPLINE製のMシャーシ用ホイール『ワタナベ オフセット8』を加工ベースに選んだウインク

 

採寸して断面をデータ化したら、六角ハブ面基準で重ねてみる。

流石はMシャーシ用、ガチの小径で、内側スペースが絶望的に狭くて、Cハブやらサスペンションアーム類がどう頑張っても収まりそうにないチーン


でも、タイヤの出面的には程良い辺りに落ち着きそう音譜

 

って事で、ハブ、スポーク、外リムだけを使って、タイヤを保持するリム本体は丸棒から削り出す作戦真顔

 

 

因みに流通豊富なタミヤ製は、オフセットの加減で使えそうに無い(8ミリ厚とかの六角ハブが最低条件になる)のが残念笑い泣き

 

 

 

では加工スタートDASH!

 

先ずは何より大切な、ワークを精度良く確実に保持出来る治具作りから真顔

リム外周と治具をインロー嵌めにして、六角ハブ側からビスで治具に固定。

 

 

次はTOPLINEホイールの不要箇所切除と、後から作るリム本体との接合面を整える。

円周方向と軸方向を削る事で、精度の確保と接着面の鍍金除去ができる。

 

ホイールの加工完了。

 

こっちは切除された内リム。

何かに使え・・・る・・・のかはてなマーク

 

 

 

次はリム本体部分をφ60のABS(黒)丸棒から削り出す。

加工済み外リムとの嵌合部分と外径の荒加工。

 

外リムとリム本体には接着剤の層が出来るように、0.05mmのクリアランスを設けてある。

 

2液性エポキシ接着剤を塗って合体ラブラブ

完全硬化するまで丸一日放置。

 

翌日、内側内径部分とリム外径部分の加工。

 

で、やっと完成ウインク

 

 

スケダイ(左)と比べてリム外径で2mm程小径になったグッド!

185/60R14感、まずまずな雰囲気出てるかと音譜

 

 

当時っぽさがアツい酔っ払い

 

因みに、採寸、設計、加工を含めたトータルコストを計算しかけたけど、怖くなって止めたチーン

 

まぁ自分用やからエエけど、途中から引くに引けないようになるのは、よくある事やわゲロー