え、え、どゆこと( ゚д゚)
『折角同じモーターが二つあるんなら、各々の健康状態をチェックをしてみよう』
って思ったのが事の発端。
チェックっちゅうても、スマートフォンアプリの『Giri』を使って、無負荷回転数を比較するだけ。
一応『Giri』の説明をしとくと、モーター回転動作音を集音して、その周波数から回転数を割り出してくれる。
ミニ四駆を齧った人にはお馴染みやと思う。
では先ずは下準備。
バッテリーは満充電して電圧は4.20V
プロポのスロットルEPAは前進82%
ESC=Yokomo BL-PRO4で、ブースト、ターボの電子進角は無し。
メカ類はこの条件で固定。
比較するのは2個とも勿論Yokomo RP M4 8.5T。
識別用にNo.シールを貼った。
左が競技バギーで半年だけ使った物(#2)で、右が丸4年ドリフトで使い続けてる物(#1)。
どちらも走らせっ放しではなく、支持ベアリングへの定期的な注油は怠ってない
進角は約15度。
筐体、センサープレートの固定ビスは非磁性体のRPチタン製。
ローターはD7.25-φ12.2
全く同じ仕様に揃えて、いざ測定
#1の無負荷最高回転数は
18330.1rpm=kv4364.3rpm
対して、#2は
36983.3rpm=kv8805.5rpm
え、え、どゆことよ
全くの同条件で、ダブルスコアは有り得んやろ
徐々に回転を上げていくと、18500rpm辺りで一旦針が止まった次の瞬間、いきなりGiriの表示が2倍に跳ね上がる
回転音が反響したか共鳴したかで表示エラーが出てしもたんかな
だと仮定したら、18491.7rpm=kv4402.8rpm
最高回転数の上がらない太いローターでのメーカー公表値がkv3850rpm。
対して僕は細いローターを使ってる事と少し進角入れてる事を考慮したら、kv4402.8rpmは納得できる数値やな
その上で#1と#2の差は、アナログ進角調整の誤差範囲やと思われる。
仮定が正しければ、数値上はそれ程大きな違いは無い。
とは言え、#1と#2では総運転時間にかなりの差がある。
折角なんでマイレージの少ない#2を暫く使ってみよう