なんきんだもの | 男前集団

なんきんだもの

タイトルの「なんきんだもの」は詩人・相田みつをさんの「にんげんだもの」をもじった言葉なんですが、そもそも「にんげんだもの」という言葉は、その前に


つまづいたっていいじゃないか

とか、

くるしいことだってあるさ

とかに続いて「にんげんだもの」となるわけなんですが、ってかみつをはん、つまづくって「つまずく」じゃないのかって思ってしまうんですが、


さておき、人間だから失敗はあるし、上手くいかないことや苦しいことがあって当たり前で、それは人間だからだよとみつをはんは言いたいのだと思いますが、その人間の部分をなんきん(南京=南京都)にすることでもっと失敗して良いんだよ、キミたちが頭で考えてうまくいくはずないのだよと、だって南京なんだからと、“人間"よりさらにハードルを下げることができるという大発見なわけで、この大発見はそろそろ母校から表彰されても良いと思うのですが、ここではその話はやめておきます。


で、話は「なんきんだもの」につながるのですが、先日 村田諒太選手(南京OB22期生)の試合が終わったので仲間内で食事会をしようとなりまして、なんとその席に村田選手も急遽参加することになって、ザ南京のメンバーで飲んだのですが、

↓その時の一コマ


その席に酒癖の悪い奴がいまして、そいつも「なんきんだもの」で済ますことはできるのですが、明らかに度を越していましたので終了前にそいつの同期に連れて帰ってもらいました。


で、その後どうなったのかなと思ってたら、その酒癖の悪い奴と飲みに行ったとのことで、僕はその同期を懐の深いええ奴やなと感心した次第です。


だって普通は怒って文句の一つでも言って追い返すところを、まだ酒を飲ませて話を聴いてやるんですからすごいなと。


この一連の話と、その食事会を思い返すと南京の連中ってみんな優しいなと直覚しました。


僕は社会に出て優しい人はたくさんいるけど、なんか上手く言えないのですが、その優しさって自分を守るための優しさだったり、弱さからくる優しさのように感じていたのですが、南京連中の優しさってその逆の強さに裏付けされた優しさのように感じたのです(もちろん、一般の人もそういう人がたくさんいます)。


そんなことで、南京で良かったなーと感じた食事会でした。


でもくたびれたから、南京連中との食事会は年に一度で十分ですが。











豪気!