教育
だいぶ昔にテレビでイチロー選手の家庭での教育を紹介した番組を観たことがあります(南京OB10期生の濱田一郎ではない)。
その中で夜の食卓に肉が出ていないことに腹を立てたイチロー選手が
「なんで肉がないんだよ。肉が食いてー」
と必死に訴え、かなり不機嫌な状態で親に詰め寄ったことがあったと紹介していました。
その時、イチロー選手の父親がテーブルを“バシーン”と叩いて
「ちょっと待っとけ」と言って牛肉を買いに行ったエピソードがあります。
普通の親だったら、テーブルを“バシーン”と叩いて
「黙って食え!」と叱りそうなものですが、
さすがイチロー選手のお父さんは違いますね。
この番組を観て感じたのは、
「子どもは親の価値観や生活レベルに合わせていたのでは大物にはなれない」
ということでした。
私事で恐縮ですが、うちの教育は子どもの意見は“神の言葉”として
「逆らうべからずと」妻に言い聞かせています。
今日も娘がタコ焼きが食べたいと20時ごろに訴えてきまして、
嫁が「こんな遅い時間になに言うてんの!」と怒りかけましたが
僕がアイコンタクトで制して、娘をコンビニに連れて行きました。
で、タコ焼きだけを買って帰ろうとしたら娘が
「学校で豚まんを食べた感想文を書かなアカンねん」
と、どう考えてもウソだと思うのですが、娘がそう言うもんですから豚まんも買って帰ろうとしたら、
レジの近くにあるドーナツを指さし
「ママにもお土産買ってあげよう」
と言ってドーナツを3つ買って帰りました。
フフ。
教育は難しい。
豪気!