契約は『違法』遺族の訴え認め 不動産会社に2150万円の賠償命じる「契約は意思に基づかず作成された」大阪地裁
5/30(木) 13:15 Yahoo!ニュース
MBS NEWS
重度の脳障がいがあった男性が死亡の前日に結んだ“自宅を売却する契約”は無効だとして、遺族が不動産会社側に対して損害賠償を求めていた裁判で、大阪地裁は原告の訴えを認めたうえで、不動産会社に2150万円の賠償の支払いを命じる判決を言い渡しました。判決後に遺族は、「無念を晴らすことができホッとしている」などと話しました。
交通事故で脳障害に…障がい者手帳の交付受ける…なぜか自宅と別場所で死亡
柳南秀さん(57)の弟・柳発秀さん(当時51)は7年前、交通事故の影響で重い脳の障害を負い認知機能は低下していました。大阪市内で一人暮らしだった発秀さんは、障がい者手帳の交付を受け、就労支援施設に通いながら大阪市内にある自宅でひとり暮らしを続けていましたが、おととしの初めごろには基本的な生活にも支障が出るようになっていたといいます。
南秀さん「事故起こす前は、すごく男気あって後輩からも好かれていた。でも事故後は、性格は丸くなって気が優しい感じでした」
発秀さんはおととし6月、自宅とは別の集合住宅で倒れているのを発見され、その後、病院で亡くなりました。
死亡前日に自宅を売却する契約…なのに『口座に入金なし、契約書に署名なし』
なぜ、自宅とは別の場所で亡くなっていたのか。不審に思った遺族らが調べていく中で発秀さんは亡くなる前日に、市内の不動産業者と自宅を売却する契約をしていたことがわかりました。さらに、口座に売却代金の入金履歴はなく、売買契約書に直筆の署名はありませんでした。
(発秀さんの兄 柳南秀さん)
「署名何もないです。住所どころか名前も書いていないので自分では。売買契約を亡くなる前日に行っているわけですから慌てて作ったとしか言いようがない。前日にまともな精神状態であったとは思えないです。メンタル的にも肉体的にも契約すると思いますか?実印が今でも行方不明です。すっからかんの通帳、家も売却されて事件巻き込まれたなと思いました」
調べたら…『2200万円の借用書』不動産会社「売却代金は借金の返済に」
不動産会社に自宅を売却した経緯などについてたずねると、会社役員が発秀さんに2200万円を貸していたとする借用書などを示し、『売却代金は発秀さんの借金の返済に充てられた』などと説明したといいます。また、借用書にも直筆の署名はありませんでした。
(南秀さん)「高次脳障害は重要なことの判断能力がない。あの状態で契約は全くできないと思う。表面的には会話のキャッチボールはできてもそこから何か考えて判断するのは1割」
遺族『内容理解できる能力なし』業者に賠償求め提訴
発秀さんの兄・南秀さんら遺族は、「契約時に発秀さんに内容を理解できる能力はなく契約は無効」として、業者側に対して2150万円の損害賠償を求めて提訴しました。
業者代表「身だしなみも普段着で変わった様子はなかった」
おととしに始まった裁判で業者側は「言葉でのやりとりや理解は十分であった」などとして訴えを退けるよう求めました。
これまでの裁判では不動産業者の代表らが証人として出廷。その中で、業者の代表は裁判長から発秀さんの判断能力について問われると「身だしなみも普段着で変わった様子はなかった。特に違和感などは何も感じなかった」と答えました。
また、契約のやりとりについては次のように証言しました。
裁判長「なぜ契約書には直筆の署名がない?」
代表「書くのがめんどうということだった」
裁判長「売却代金は現金で支払ったのですか?」
代表「現金でのやりとりはない。貸しているものと相殺した」
業者側は「言葉でのやりとりや理解は十分であった」などとして訴えを退けるよう求めました。
大阪地裁は原告の訴え認め 2150万円の賠償を命じる判決「契約書は意思に基づかず作成された」
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大阪地裁での「勝訴判決」に大いに疑問を提示せざるを得ない。最終判決は最高裁迄縺れ込むだろう。此の「最高裁判事」と言うのが厄介者揃い、弱者の権利を蹂躙する事を寧ろ出世の評価に繋がると考える「判事として本末転倒」な連中だからだ。
判事罷免、残留を求める投票用紙が国政選挙本選に配布されるが、連中は弱者の権利を蹂躙する事に兪樾を覚えるサディスト共だ。業績は幾等でも投票者の目に「正義の味方」と言う風に幾らでも改竄可能だ。
全ての最高裁判事に✖️印を付けて彼等の無軌道なサディスト性を発揮する場を取り上げていかねば、「此の様な脳障害」患者は「危険な存在」「マスゴミの無軌道な取材対象」として地域に生活基盤を奪われ、塗炭の苦渋を生涯舐め続けなければならないのだ。