女子高校生死亡…オーバードーズか 埼玉・所沢市 | みんなの事は知らないが、俺はこう思う。

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25日朝、埼玉県所沢市のアパートで、15歳の女子高校生が死亡しているのが見つかりました。室内からは薬の空き容器が多数見つかったということで、警察は薬の過剰摂取により死亡した可能性もあるとみて調べています。


警察などによりますと、25日午前8時ごろ、所沢市内のアパートに住む10代の男子大学生から「友人の女性の意識、呼吸がない」と110番通報がありました。


警察官が駆けつけると、室内で千葉県習志野市に住む15歳の女子高校生が倒れていて、その場で死亡が確認されたということです。


2人は以前から知人関係で、女子高校生に目立った外傷はなく、捜査関係者によりますと、室内からは鎮痛剤とみられる薬などの空き容器が多数見つかったということです。


男子大学生は「女性が薬を飲んだ」という趣旨の話をしているということで、警察はオーバードーズ(薬の過剰摂取)で女子高校生が死亡した可能性もあるとみて調べています。


一部の若者の間で市販薬のオーバードーズが問題となる中、厚生労働省の検討会は一部の市販薬の販売の規制を強化する案を示し、おおむね了承されました。


かぜ薬やせき止めなどの市販薬をオーバードーズし、救急搬送されるなど、一部の若者の間で乱用が広がっています。これを受け、医薬品販売制度に関する厚労省の検討会は18日、一部の市販薬の販売の規制を強化する案を示し、おおむね了承されました。


案では20歳未満への販売について、大容量の製品や2個以上の販売は禁止するほか、小容量の製品を1つ販売する場合も、店側に対面やオンラインでの名前や年齢などの確認・記録を義務づけること、何度も購入していないか購入履歴を確認することなどが盛り込まれています。


厚労省は今後、この案を審議した上で、2025年の法改正を目指すとしています。

 
若者の間で広がっている、いわゆるオーバードーズ。市販薬の乱用をするもので、厚労省で市販薬の販売規制を強化しようという動きがあったということです。調査では、高校生の約60人に1人が「市販薬を乱用した経験がある」と答えています。
■大容量や複数の薬の販売は禁止へ 少ない容量の場合でも…
有働由美子キャスター
「今、若者の間で広がっている、いわゆるオーバードーズ。市販薬などを乱用するもので先週には、10代の男女に無許可で市販薬を販売した疑いで4人が逮捕されました。こうした中、乱用の恐れがある市販薬の販売規制を強化しようという動きが厚労省であったということです」

小栗泉・日本テレビ解説委員
「対象は、依存性のある6つの成分を含むせき止め薬や風邪薬など、乱用の恐れがある市販薬です。30日現在は、中高生などに売る場合は、店は名前や年齢を確認することがルールとなっていますが、それが徹底されていないということです」

「実際、2021年に厚労省が行った調査では、高校生の約60人に1人が『ハイになるため、気分を変えるため』に市販薬を乱用したことがあるという結果も出ています」

有働キャスター
「60人に1人が…」

小栗解説委員
「そのため、新たな規制案では20歳未満の人への大容量や複数の薬の販売は禁止します。また、少ない容量の製品を売る場合でも店側が名前や年齢などを確認して記録することを義務づけるとしています」

「また、私たちが買う場合にも影響があって、20歳以上の人でも大容量や複数の薬を買う場合は、対面、またはオンラインでのビデオ通話による販売に限るとしています」
■専門家「社会の問題にしていかなければならない」
有働キャスター
「大容量、複数はどれくらいの量を想定しているんですか?」

小栗解説委員
「それはまだこれからの議論ということですが、30日現時点では20歳未満に対しては原則、小容量のものを1個販売することが想定されています。また、30日の会議に参加した公益社団法人・全日本医薬品登録販売者協会の杉本雄一会長は、『数の制限は買う側も高いハードルを越えなければならなくなり、評価できる。薬の乱用によって命を奪われる場合もあるので、店や家族など当事者以外も協力して社会の問題にしていかなければならない』と話していました」

有働キャスター
「この議論については廣瀬さんどう見ますか?」

廣瀬俊朗・元ラグビー日本代表キャプテン(「news zero」パートナー)
「氏名・年齢確認の義務化によって気軽に購入できなくなるのは一定程度の効果はあるかと思いますが、店をはしごしたら買えるので、その対策は必要かなと思いました。あとは若者のために大人は何ができるのかというときに、解決しようということよりもまずは寄りそって話を聞く、こういうスタンスが大事かなと思います」

有働キャスター
「そうですね、実際に自分、それから周りの人がオーバードーズで悩んでいるという人は、厚生労働省は、医師や薬剤師に相談するように呼びかけています。そして、『厚労省 薬物 相談』で検索すると、それぞれの自治体にある『精神保健福祉センター』や『こころの健康センター』など相談先の電話一覧が出てきます。今悩んでいる人の少しでも助けになればと思います」

(11月30日放送『news zero』より)
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嘗て極く一握りの不心得者の為に通院者全員に「お薬手帳」の薬局での提示が義務付けられた。此の手帳は無料配布なので税金の無駄遣いだ。
そして又もや一般の市販薬も一部の不心得者の所為で入手困難になると言う。
極く一握りの不心得者よ、貴様達が社会全体に如何程の不便を感じさせて居るか、自覚はないのか?