令和の米騒動とやら世間では騒がれているが、食い物に関わる騒ぎ・困難は我々人間どもの世界ばかりではない。
私の畑。手塩にかけて育ててきた野菜達。まずは大根に白菜が鹿にかじられ、無惨にも食べ散らかされ……キャベツまでもが被害に。
以前より鹿や小動物(アナグマ、狸、あらいぐま、ヌートリア、ハクビシン、小鳥たち)の畑荒らしに備えて鹿の防獣ネットを張り、更に低いところにはより目の細やかなネットを張り、小さな苗は寒冷紗で覆うなど対策を立ててはいたのだが、積雪の後の足跡でわかったのだが、ネットが積雪で倒れかかって低くなったところと劣化で破れたところの2カ所から鹿が侵入していた。他の小動物は防げていたが、鹿のみが防ぎきれなかった。更に調べてみると、今までは食べなかったはずのネギとタマネギまでも葉先をかじられる始末。にっくき鹿め!
野菜の高騰が騒がれる中、われこそは自給自足で売りに出すほど野菜は十分と得意になっていたのに、残念無念の泣き面(;。;)。泣く泣く防獣ネットを再点検し、半日かけて弱点を修復した次第。
今年は米作りのみならず殆(ホトン)どの野菜や果物が不作で、もちろん熊やイノシシや鹿やのエサも不作。エサ不足と気候変動もあってか、当地では今まで例を見なかった民家周辺に熊が出没する始末。栗の実やら柿やらなんと銀杏(ギンナン)まで食べる始末。しかもどうやら今冬は冬眠もしなかった模様。おかげで、夕暮れ時から早朝までの外出は控えて、熊鈴の売れ行きがよかったとか.
猪もエサのミミズを探して田んぼや畑を掘り起こし、葛(クズ)の根をもとめてか田畑周辺の畦(アゼ)まで掘り返す始末。まるでユンボで掘り返したかのようで知人曰(イワ)く、「この春はトラクターで田を耕す手間が省けたワ」。
これで猿の集団でも出没し始めたら、もう農作業はお手上げ。現状でも、農作業力をゼロ円として何とか赤字を免れているわけですから、これ以上防獣対策に手間ヒマ・費用がかかるならば農業は成り立ちません。
これらは全国的な傾向ですから、漁獲量の低迷の加速化も含めてわが国の農林漁業は滅亡の一途です。食糧自給率の回復どころか、10年後には肉・魚・野菜・穀物など食料の90%は輸入に頼らざるを得なくなることは火を見るより明らかです。
わが国の10年後以降がトランプや習近平やプーチンなどのような自国第一主義で他国の弱みにつけ込むのが巧みな指導者達に囲まれているとすれば、食料輸入に多額の国費を投じざるを得ず、わが国は最貧国に陥りかねません。第二次大戦後のような飢餓状態に陥ることも想定されます。
いま、「令和の米騒動」と危機感が言われているこの時を好機として、政府は何を置いてもわが国の農業振興策を推進し、食糧増産体制を整えることに徹さなければならない。「亡国」は幻想ではないのだ。
人間も又、紛れもなく動物であり、食べなくては生きてはいけない。生きるためには食料が必要である。政治の大本(オオモト)は「民を食わす・飢えさせぬ」ことであったし、今も、将来もそうである。今こそ革命を!!………… ごきげんよう。