小さな島国なのに北から南まで異常気象に自然災害の襲来。
日照りによる水不足に熱中症、豪雨・突風、線状降水帯、トカラ列島の群発地震をはじめとする各地の地震。新燃岳の火山噴火etc。いや、それがわが国のみならずヨーロッパも……。加えて戦争に血道をあげている国々もあり……
連日のように続く猛暑日なのに夕立はやってこず、雨も降らず、このままでは「米騒動」を鎮める新米も高温障害と水不足で不作になる心配がでてくるかも…………。
米の不作も心配はもちろんだが、私にとっては手塩にかけている(つもり)のシイタケが高温で椎茸菌が死滅する恐れが出てきたことが、それ以上に気がかり。対策としては、散水して椎茸菌に水分を与えるとともに菌が生息しているホダ木を冷却して死滅しないように手当すれば良いのだが、なにしろホダ場が山林なので付近に水源もなし。遠くの谷川からポンプアップして水を引き、スプリンクラーなどで散水できれば理想なのだが、そんな設備投資する余裕など全くなくて、夢のまた夢。
そこで、ようやくたどり着いたのが「遮光(シャコウ)ネット」。光は遮(サエギ)りますが雨などの水や空気は通過してくれます。
どうせやるからにはビニールハウスのようにパイプで骨組みを作って、遮光ネットでホダ場を覆うようにしたいのだが、そんな資金もないので致し方なく直接ホダ木を覆(オオウ)うことにした。それでも5カ所のホダ場のホダ木を覆ったので、遮光ネットの枚数もかなりのもので経費が大痛手となったが、できる手当は何とかやって今秋からの良質なシイタケの発生を祈るほかなしです。
← 遮光ネットの幅が全面を覆うにはやや足りず、日差しの当たる面は全面を覆い、日射しのあたりが弱い面は下部が覆えていませんが、これも致し方なしです。
← 遮光ネットをかぶせると日射しはかなり防げるのですが、直接覆っているので風通しが悪くなるのが難点です。湿気すぎても雑菌が繁殖するので、雨のあとなどは覆いを外して風に当ててやらねばなりません。その作業もなかなかに面倒で……。
動物の飼育に限らず、植物や菌の栽培も「生命あるもの」の世話は大変です。
← 真ん中にある木は「柏(かしわ)」の木です。家紋が「ミツガシワ」なので、記念に1本育ててみました。適度なよい日陰を提供してくれています。
ここには写っていませんが、栃の木やメタセコイヤも育てています。栃の木は種を拾ってきて育てました。メタセコイヤは枝を挿し木して育てました。
柏(カシワ)の木の実はどんぐりで、秋になると周辺に落ちて芽を出し沢山の子孫が育っています。栃の木の実は栗のような大きさで栃餅の原料になりますが、植えてから20年以上経つのに、まだ1つも実がなりません。実を付けるまでに長くかかるようです。
植物といえども、それぞれに種が落ちた場所、植えられた場所に適応しながら必死に生きて命をつないでいるのだと教えてくれます。「生命(いのち)」って不思議ですね、尊いですね。
………… ごきげんよう。