消費税は社会保障関係に充てられるってことだったんだけど……??? 政治的詐欺なのですか? | 太郎椎茸のブログ

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 高齢者をだます詐欺行為がマスコミを賑(ニギ)わしていますが、社会保障関係の財源するとのことでアップしてきた消費税が本当にそのように消費されているのか。他の目的に使われているのではないかと大いに疑わしく思う。政治が信用できなくなってしまった。

 

 昨今、詐欺グールプだとか強盗グループだとかがマスコミを賑(ニギ)わしているが、消費税の使途について、これは国家的詐欺であり、市井(シセイ)の詐欺どころではない背信行為であろう。政治家共が自らの暗愚を棚に上げて、そのツケを国民に負わせているというのが実態ではないか。国民を愚弄しているとしか言いようがない。

 

 国会議員の収入を見よ。

 歳費は年間約2,000万円、期末手当が約635万円。更に文書通信・交通滞在費が1,200万円、立法事務費が780万円。その他、秘書給与を受給し、国内のJRと航空券のチケット支給、視察などの派遣旅費、校務旅費などを受給できる。

 確かに国民・国家のために身心をかけて粉骨砕身、尽力している国会議員ならばまだ足りない位の歳費であり各種の費用支給であるが、それに値する議員がどれほど存在するか。議会中居眠りし、スマホをさわるなどの内職をし、議決の際のみ挙手をして数あわせするだけ程度の議員がいかに多いことか。それどころか当選しながら国外に滞在したままで議会にも一度も出席せずに国民の負託に応えようとしない無責任なガーシー議員や、国会議員たるに相応(フサワ)しくない言動をするような議員たるに値しない人物にまで支給するのは納得できない。身分を保障するに値しない議員にまで身分保障をするという自らに甘い法律は直ちに改正しなければならないにも拘わらず、それに着手しない国会は正されるべきではないか。

 

 2月10日。政府は75歳以上の後期高齢者のうち比較的所得の高い人の医療保険を2024~25年度に段階的に引き上げることを柱とする健康保険法などの改正案を閣議決定し、国会に提出したという。

 保険料値上げは75歳以上のうち年収153万円超が対象で、後期高齢者全体の約4割に当たるらしい。増額分は後期高齢者医療費の財源確保と子育て支援にも充てるとか。後期高齢者医療の財源確保と子育て支援の増額には大いに賛成である。しかし、それを主たる収入が年金である後期高齢者の負担増で賄(マカナ)おうとするのはいかがなものか。大反対である。

 

 年収153万円と言えば、月あたり13万円弱で、国会議員の歳費2000万円と比較すれば1/13にしか過ぎない。

 都市の高齢者夫婦二人暮らしで、家賃を支払いながらとなると年金だけでは生活できない。生活費の援助を受けるか貯金を取り崩すかしながら不安な生活を送っているのが実態である。

 しかし更にまた驚くのは、後期高齢者の6割が年収153万円以下であることである。何を驚くのかというと年金受給額の低さである。今の後期高齢者が定年退職を迎えたのは大体60歳であったろうから、それから15年間を年金と貯金の取り崩しで生活してきたとなると、もはや預金も底をついて先行きの不安のなかで生活している高齢者の多さが想定できる。私は持ち家で153万円を若干上回る年金を受給しているが、ここ10年間外食や旅行から遠ざかった生活をしている。コロナ禍の中での旅行支援などんがなく全く縁がなく他人事であった。そこから考えてみても、借家での夫婦2人の年金生活となると推して知るべしである。

 にもかかわらず、153万円から若干上回るような後期高齢者から保険料を値上げ徴収するというのだから、年金外収入を得られなくなった高齢者はさっさとあの世へ行け、と言わんばかりの政治ではないか。これを閣議決定して国会で賛成するような議員は、3年間ほど家族2人で150万円の割程度の生活を送って実感してみるとよい。それから議論してみればよい。できるものならやってみろ。

 もっと税の無駄遣いをしているところがたくさんあるではないか。そこの見直しをもっとしろ、といいたい。アベノマスクにコロナワクチンの大量放棄に……etc……。

 

 まずもって「隗(カイ)界より始めよ」でいえば、国会議員の定数の半減からである。

 衆愚政治とでもいうのか、烏合の衆の寄り集まりのような、国民の代表としての責を果たそうとしない、果たすことのできない多数の議員で構成される国会、行政府の独裁を阻止できないような国会など無用の長物であろう。緊張感をもって責を果たさんとする少数精鋭で構成されればよいのだ。衆参両院とも議員定数を半数に減じてもことは足りる。

 

 国民が納得し、賛同するような税の使い方をして欲しい。

 ウクライナのように隣国から侵略戦争をしかけられたらどうするの? トルコ地震のような地震が起きることを予測した対策に真正面から取り組んでいるの? 阪神淡路大震災から東日本大震災と短期間に二度も大震災に見舞われて、二度もあったから三度目はなかろうと高をくくっているのか? 「災害は忘れた頃にやってくる」といわれ「二度あることは三度ある」ともいわれ、わが国は地震国である。南海トラフ、首都直下型地震、さらには北海道、東北、九州、信濃などと日本国中どこで発生してもおかしくないと警鐘が鳴らされているにも拘わらず、原発再稼働だって?。なにを呆(ホウ)けたことを言っているのか。福島原発の惨事を忘れたというのか? 原発事故は将来にわたっても解決できない大きな負債をもたらしたというのに、2度と原発事故が起きないなどと言う保障はどこにもないのに。事故が起こってしまってもだれも責任を負うことはできないのに。

 「命あっての物種」であり、生命はカネでは買えないかけがえのないものである。それ以上に価値のあるものはない。傷ついた環境も元には戻らない。地震がある、他国からのミサイル攻撃の標的になる可能性もある。福島原発の今を見よ。ウクライナの人々が抱える原発攻撃への畏れ、不安を見よ。CO2と絡めて原発利用にすり替えるような暴挙はするな。

 

 後期高齢者の医療保険の引き上げ反対の話から原発の話へと横道に逸(ソ)れた感があるが、前・現政府の目先しか視野にないような、対症療法で凌(シノ)げばよいとするような政治に愛想が尽きた思いのブログとなりました。

 お年寄りが長生きすることが大切にされるような価値観は、時代は終わってしまったようです。こどもとお年寄りが大切にされない社会は生きにくい社会です。よい国家とは言えません。わが国を見捨てて海外に移住する若者が増えるのもわかる気がします。いまだなお残るわが国の美徳、外国人から評価される心の美しさ・豊かさをなんとか守っていきたいものです。……… そんなことを思っています。……… ごきげんよう。