10年に一度と言った大寒波襲来との気象情報。慌てて椎茸の防雪対策をしました。 | 太郎椎茸のブログ

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 先日来、10年に1度あるやなしやの大寒波が襲来するとか。TVにスマホに新聞にと寒波の警告がやかましい(?)ほどで。

 

 もう寒波対策はあまりすることもないのだけれど、数日前から水道管の凍結対策、大雪で外出ができない場合を考えての食料と灯油の買い出しなどをすませました。

 後残るは椎茸の防雪対策です。寒いけれど怠け心に鞭打ってホダ木にシートをかけをしました。全部にかけて回るほどのシートはないので、春に植えた新しいホダ木にだけかけて回りました。十分とは言えませんが、これで雪折れしたり水を含みすぎて水っぽくなるのがかなり防げるはずです。

 

    

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  上の画像はビニールのシートをかけたところ。ハウス内ではなく林内での全くの天然栽培なので、経費をできるだけかけず  に防雪・防雨対策をするとすれば、私の智恵ではこの程度しかできません。

 

     

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      昨年の積雪時のホダ場(植菌した原木を設置しておく場所)の様子。

  半分以上が雪で埋まっています。シートをかけていないホダ木は雪が融けてくると濡れてしまって、椎茸も水ぽくなって収穫後の劣化が早くて商品にならないので、この手間が欠かせないのです。

 

 

 雪が降りそうな度にシートをかけたり収穫時には外したりの繰り返しで面倒なのですが、みすみす放置しておくわけにもいかず、なかなかに大変なのです。以前は1枚1枚にビニール袋をかけたりもしていたのですが、雪の重みではずれてしまったりして思うようにうまくいきませんでした。

 農林作業も試行錯誤の繰り返しです。そういうことを考えると、農林作物の価格はもっと上がってもよいと思うのですが。

 食料は生物の生存に最も大切なはずですから、食料生産はもっと重視されてよいと考えます。人間以外の動物を見てみると、生活の中で最重要はエサを獲得して食べて生命維持することと、第2は生殖によって遺伝子を遺すことと、子育てに尽きると言ってもよいくらいですから。

 

 僅かとは言え食料生産に従事できていることを喜びとして楽しみましょう。……… ごきげんよう。