温暖化というが、今シーズンの但馬の冬は私73年の人生の中で雪と寒さの苦労が最大の年である。
積雪が増え寒さも増すが、年金は減る。コロナは増え、物価は上がる。高齢者は増え子どもは減る。頭髪も減る。「なにか良いことないか子猫ちゃん」というが、良い事は何も見当たらず。ボヤキも苛立ちも増える一方。
年末から今日まで約1ヶ月間、庭の雪が消えたことがない。
いつもなら2~3日すれば地面が見えるようになるのに、屋根の雪ずりが貯まっている日陰の場所など優に1mを越えたままである。庭のつつじは雪で押さえ込まれてひしゃげたり枝が折れたり、あのしなやかな南天でさえ枝先は地面に押しつけられて折られまいと必死に耐えている様子。雪が融けたら修復してやらないと。こんなにも庭木が雪で痛めつけられたのは初めてです。………春先の仕事が増えるなあ……。
家の周囲を見回れば、樋(トイ)が雪ずりでやられているところもあり、これは専門家に修理して貰わねば。屋根はまだ雪が残っているからよくわからないが、軒(ノキ)は大丈夫な様子。屋根瓦も恐らく耐えてくれているはず、と期待。…… 何にせよ想定外の修理費用はかかるはず。ア~ア。
畑も雪で埋まって、大根も白菜も人参もキャベツもブロッコリーもネギも、え~っと何処に埋まっているんだろうと掘り返してみてみないとわからない始末。一部心当たりの場所を掘り返してみたが、キャベツやブロッコリーは寒さ故かまだまだ収獲にはほど遠い始末。大根の一部は寒さで凍てついて裂けているものも。
私の最も大切な椎茸はと言えば、山中に立てかけていますから、これまた雪に埋もれたままの具合。
雪でびしょびしょに濡れないようにと透明のビニールシートで覆って対策していたのですが、シートが70cmを超える積雪に覆われているため積雪が邪魔になってシートを外す事ができず、収獲ができない状態に。雪を取り除いてシートの覆いを外して収獲となると大変すぎてやる気が出ません。やりかけましたが腰は痛いし指先は凍ってすぐ痺れたようになってしまうしで諦めました。寒さの中で育ちも遅いであろうから、雪が融けるまで待つことに。
雪あけはせざるを得ませんが、それ以外の屋外労働はできません。
食事して、それ以外の時間は新聞見て、テレビ見て、飽きたら音楽聞いて、ブログ書いて……といった手持ち無沙汰の日々の暮らし。かといって趣味らしい趣味もなく、強いられる怠惰さに血行が淀み身体が腐っていくようで、何かイライラしてしまいます。
北海道や東北、北陸の方々は雪かき、屋根の雪下ろしおはじめ、冬は大変なのだなあと身に沁みて実感しています。こう寒いと光熱費もばかにならないでしょうしねえ。いまのところ、この雪と寒さのメリットは見つかりません。その分、春を待つ気持ちが強くなるのでしょうか。
せめて、コロナ、インフルエンザ、風邪にやられないように首をすくめながら春を待ちましょう。もうすぐ立春です。
「2月は逃げる」といいます。2月も早々に逃げ去ってくれて、3月の奈良の東大寺二月堂のお水取りがすめば本格的な春の到来ともいわれます(関西ではお水取りが終われば春、と言われるのです)。あと1ヶ月少々、耐えて待ちましょうかい。……… ご自愛を、ごきげんよう。