「親の意見となすびの花は、千に一つも無駄(仇)がない」ということわざに久しぶりに出会った。
なすの花は必ず実をつけると言われており(実際の着果率は1/3程度のようですが)、そこから子を思う親の忠告は全て大事なことばかり、という意味です。私も亡き両親の忠告は思いやりに満ちたものであったと今更ながら感謝です。
私は反戦の立場を取っているが、それも父の戦争体験、母の大阪での空襲被災体験などを聞いて育ったところから来ているのだと思う。
「戦争に負けない国をつくる」は正しい。しかしそれは軍備で負けない国を作ると言うことではない。わが国の第2次世界大戦の敗戦は、世界の列強に負けない軍備を保有しようと国力に合わぬ軍備拡張競争と強国を維持するための植民地支配競争が招いた結果であると思う。「戦争に負けない」とは軍備で優位な強国になって戦争しても負けないというのではなく、戦争に向く勢力に反戦の勢力が勝る、ということだと考える。
軍拡競争には終点がないのだから。
私は戦争体験はないが、親の話や戦争体験を持った方々のお話、ドキュメンタリーや映画、小説等々を通して思うことは、戦争に巻き込まれた人間の心が立ち直るまで世代を越えて累々と悲しみは続く、ということだ。 戦争の悪影響の連鎖は戦後70年を経過しても続いている。
広島・長崎の被爆しかり、いま日韓問題となってこじれている朝鮮人の強制連行・慰安婦問題しかり、ロシアとの北方領土問題しかり、南洋諸島等に残る遺骨収集がまだまだ未完である問題など、敗戦後100年たってもどこまで解決できますか。まだまだ続く。
戦争は原発事故と一緒で、一回おきれば取り返しがつかないのです。戦争は二度としない、原発はもう稼働停止にして廃炉作業にかかり新しい原発は作らない方途しかありません。そうする以外の道はないのです。
そんなことを考えました。……… それでは、ごきげんよう。