<非日常>からの<日常性>の回復(?)。

 

 どうもここのところ身体に力が入らない日々が続いた。妻は術前入院~手術~術後入院中。約20年前から4回目の手術。本人である妻はもちろんだが、私もまた下手をすると妻を失って独居老人のお仲間入りをすることになるやもしれぬという何とも表現しがたい、持って行き場のない不安。それが、最近何とか回復傾向にあって、次第に元気を取り戻す妻の姿を見て、どうやら危機を脱したぞという安心感が持てるようになった。妻の心の強さ、運の強さ、身体的芯の強さには感心する以外ない。プラス神や仏やご先祖様のご加護に感謝。

特定の宗教への信仰心などないはずであったが、超越的なちからといったものも存在するの屋もしれないとも思う。オカルト宗教など信じる気にはならないが。

 

 その安心感の有り難さとは裏腹に、緊張から解放された「気抜け」なのか、私なりに縛られていたストレスが緩んだ反動なのか、緊張して何やらともかく頑張ってきた<日常>から離れて、何をする気もしないダラ~としたやる気のない無目的的な<非日常>にここ10日間くらいドップリと浸かっていた。実際に体調も崩れ、脈が頻脈になって心房細動による不整脈が生まれて初めて指摘されて、白血球・赤血球・血小板のどれもが基準を遙かに下回って造血作用に障害が疑われる状態に陥って、気のせいなのかもしれないが、心筋痛はないものの動悸や息切れが実感できて、一層日常ように畑や田や椎茸栽培やといった外仕事など<日常>から遠ざかってしまっていた。

 

 しかし、一昨日の土曜日に決意して、昨日の日曜日を転換点として、ぐだぐだとした<非日常>に終止符を打って、再び生きがい、目的を持ってチャレンジするような私の<日常性>を取り戻そうと活動にスイッチを入れた。まずは、家の前の庭の草引きをし、裏庭の草引きをし、石垣の草を取り、溝掃除をした。金魚を飼っているコンクリート水槽の掃除もした。久しぶりの秋の青空のように、心もまたスッキリした感じ。

 別のブログにも引用させてもらったが、「おもしろきこともなき世をおもしろく すみなすものは心なりけり」(高杉晋作)の心境で、できるだけおもしろく生きていこうとの意欲がまた持てたことを素直に喜ぼう。

 

 先日お亡くなりになった樹木希林さんが私たちに見せて下さった生き方、夫婦で終活を進めておられる中尾彬さんご夫妻の生き方。本心は別の所にあるのかもしれないし、あるいは今の心境に達するまでに葛藤があったかもしれない。それはわからないが、それはどうでもよい。解ろうとしても本当には解ることもできないのだから。しかし、彼らができることならば、私もできるはずである。

 自分に恥じない、悔いない生き方は求め続けたい。

 

 そんな心境にとりあえずはようやく到達できました。また、いつヘコむやもしれませんが、その時はその時。「七転び八起き」で生きましょう。

 

 ま、何となくそのようなことを考えた昨日・今日でした。 それでは……… ごきげんよう。 今回も何となく、とりとめもなく。