昨夜、藤圭子のカバー曲を沢山聴いた。演歌だけではない。月並みな表現しかできないが、心に染みいった。一曲聴いたら次々と聞きたくなった。すごいとしか言いようがない。

 

 中島みゆきの「命の別名」を聴いた。彼女の作曲も作詞も深浅のばらつきは正直言ってあるが、彼女の作詞は天才としか言いようのないものが多い。独特の表現の中に心を打たれる。最近知った中では「命の別名」がある。ドラマの「聖者の行進」の主題歌だったそうだが、知らなかった。「……何かの足しにもなれずに生きて 何にもなれずに消えていく 僕をいることを喜ぶ人が どこかにいて欲しい……」の歌詞が今の私の心境にピッタリときた。きっと、中島みゆきさんも有名であり満たされていながらもi一面欠乏感があるのだと勝手に思う。満たされない思い? 自己疎外感?

 

 しかし、そういう雰囲気を醸し出して歌えるのは、ご本人を除けば研ナオコさんを除いては勝る人はいないと思う。彼女はもう歌っていないのだろうか? ちあきなおみも素晴らしかったのに。中森明菜もある種の歌では評価できたのだが。惜しい人が消えてゆく。

 

 「22歳の別れ」を久しぶりに聴いた。古希の私が青春に戻った。歌の力は、なるほど、すごい。 実感です。

 

 なんやかやといいながら、藤圭子が生きていてくれれば、どのような歌を聴かせてくれるのだろうか? 声量は落ちているが、歌心は成長していたはずなのに。娘の宇多田ヒカルも歌ではおかあさんに遙かに及ばないね。

 

 なんて思いながらのブログでした。  ごきげんよう。