またまた、閑話導入…… お日待ちってなあに? | 太郎椎茸のブログ

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 私たちの地区では、1月23日に「二十三夜さん」という神事がある。今までも参加していたが、どのようないわれのある神事なのか知らないままで参加していた。夜8時から神前で般若心経を唱えて(神前読経)、そのあと籠り堂でいろりの火にあたりながら、お酒を飲んだり煮染めやつまみや餅や甘酒やサツマイモや各々が持ち寄ったものを食べたりしながら、喋って時を過ごしていた。

 70歳になって初めて「二十三夜さん」とは何なのか不思議に思ったので調べてみた。

 

 何とこれまた勘違いというのか何というか。「二十三夜= お日待ち」と思っていたら、そうではなくて、「月待ち信仰」の一つのようです。いや「日待ち」も「月待ち」もセットだという説にも出くわして、訳がわからなくなってしまった。

 

 「お日待ち」は、太陽の沈んだ夕方から朝日が昇るのに感謝するまで夜を徹して参加する祭事のようである。歴史的には、日待ち講とかよばれるグループ単位の祭祀。アマテラスオオミカミ(天照大神= 太陽の神)、ツキヨミノオオカミ(月読大神= 月の神)、ウブスナノオオカミ(産土大神= 地元の神)の三柱の神をまつる。古くは「贖罪(罪をあがなう)」の意味があったという説もある。

 

 「月待ち」は正月・5月・9月の23日に行われ、勢至菩薩が本尊とするところもある。二十三夜の月は勢至菩薩の化身と考えられたようである。「智慧の光であまねく一切を照らし……」との説明が月光と結びつけられたのか。

 月齢の夜に人々が集い、月の出を待って供物を供え、観音経を唱え、安心立命、無事息災を祈る行事で、勤行や飲食を共にする古い風習との説あり。中秋の「十五夜」もその一つ。多くは女性の講であったとのことで、この日ばかりは家事から解放されて朝までおしゃべりしてよいとのことで女性は楽しみにしていたらしい。また、子どもの神様で、子宝に恵まれるとの説もあるし、この時に着火したろうそくは念仏が終わると消火して、安産のお守りにしたとも言う。 

 

 結局のところよくわからないということで。私どもは勢至菩薩ではなく氏神様にお経を上げて、家内安全・無病息災を祈り、集う人々とおしゃべりをして楽しく飲食を共にする機会として今年も参加する予定です。

 

 それでは、ご機嫌よう。