とか思ってないかい?タロイモンモンだって言う時は言うよ。マジで。
この前も駅前で僕にぶつかってきた人にオイコラ!タココラ!って言おうとしたしね。
でもやっぱりダメなものはダメって言うべきかなぁとか思うわけですよ。
そりゃ僕だってエンタメで文句なんか言いたくないけれど、一応お金払ってるしたまには言わせてくださいな。
ということで今回はタロイモンモン的クソ映画を紹介するよ!
その名も監督・宮藤官九郎、主演・宮崎あおいの
「少年メリケンサック」
話の大まかなあらすじとしては、レコード会社に務める宮崎あおいがネットで「少年メリケンサック」というバンドを発見して興奮するも実は20年くらい前の映像で今は解散して皆おっさんでした。でもライブも決まっちゃってネットで出回って少年メリケンサックの人気は上がってちゃって宮崎あおいピンチ!みたいな感じ。
はぁ???って感じだよね。
いや、昔のバンドの映像とかすぐ分かるでしょ。
ていうか調べろや。ネットで見つけたならネットで今のバンドの状況を調べろやああああ!って言いたいよね。
てか何?ネット上で人気って何?お前らこそまさに
グ・グ・れ!
そもそもそのライブの映像自体別にかっこいいものでもないし、なんなら炎上するんじゃないのってくらいのレベル。
って感じでいきなり色々言ったけど、ここまでなら愛すべきクソ映画としてまた友達と一緒に観ようかなとか思うこともあるわけですよ。
ただ!
この映画はそのリアリティのなさをコミカルな演出でぼかそうとしているのがとにかく腹立つ!
とくにレコード会社の社長のユースケ・サンタマリアがいろんなCDをこれでもないあれでもないと不服そうな感じで窓からCDを捨てるシーンとかもうはぁ???part2って感じ。
そして肝心のバンドだけどもうちょっとメンバー集まるとこに時間かけようよ。
メンバー揃えるのがこういう映画の醍醐味じゃんか。なにサクっとまたやろうぜ!みたいになってんのよ。
あと練習描写がたいしてないのにいきなりうまくなりすぎ、中途半端な回想シーンとかいらない。
主人公サイドが明らかに悪いのに若手にブチ切れたりもう色々ひどすぎ。
ぜんっぜん感情移入できない!!
宮藤官九郎さんのバンド観、パンク観はこんなものなのか…。って思える作品でした。
散々悪口書いちゃったけどたまには許してね(^^ゞ
良いところももちろんあるよ!
宮崎あおいがかわいい!
あと佐藤浩市の演技はさすがとしか言い様がない!
あとジャケットのデザインがいい!
以上!