ホルンの出番です371 クーツィール「4本のホルンのための5つの小品」 | 翡翠の千夜千曲

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Jan Koetsier - Cinq Miniatures op.64

1.Petit Marche 

2.Chant Sentimental 

3.Scherzo 

4.Valse Ironique 

5.Final

 

 

 

 

 どうもパソコンの調子が悪く、買い替え時期なのかもしれませんが懐がそれほど余裕がなくだましだまし使っています。時折フリーズするので、寿命かも知れません。突然記事が止まったら「あー、やっちまったかな?」とでも思ってください。

 さて今日は寒さは幾分緩んで平年並みだそうですが、昨日の寒さは少しばかりこたえました。

一昨日演奏会に一緒行った子から貰った「ジャージー牛乳&ラズベリー」というお菓子が意外に美味しくて間もなく無くなりそうです。普段は歌舞伎揚げとか、カリントウとか苺大福とか和菓子系が多いのですが、時折こういうのに出会うと新鮮ですね。

 今日は、昨日の続きの様な話になりますが、この前の藝大ホルンアンサンブル定期演奏会で聴いてきたクーツィールの「4本のホルンのための5つの小品」を紹介しましょう。結構面白い作品で、ヒンデミットの影響を受けたと聞いて「なる程」と合点がいきました。2.Chant Sentimental と4.Valse Ironique などを聴いていると酔っ払いのおじさんの下手くそな歌などを思い起こしてしまいますが、楽しくも軽快な小品にサンドイッチされた中々楽しい小品集です。

 ヤン・クーツィール(Jan Koetsier、1911年8月14日 - 2006年4月28日)は、オランダの作曲家で指揮者です。アムステルダム生まれで、1927年から1934年までベルリン音楽大学(現在のベルリン芸術大学)で作曲やピアノと指揮を学んでいます。その後アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の副指揮者になり、1949年からはハーグ・レジデンティ管弦楽団とハーグ王立音楽院に勤め、1950年にはバイエルン放送交響楽団のカペルマイスター(楽長)になっています。1966年から1976年までミュンヘン音楽大学で教鞭をとり、3つの交響曲、管弦楽曲、室内楽曲、合唱、オペラなどの作品があります。今日聴く金管や木管のアンサンブルの作品もあります。
 1993年には寄付によって、ヤン・クーツィール財団が設立された。財団は、インターナショナル・ヤン・クーツィール・コンペティションを2年に一度開催しています。日本では、女性金管楽器アンサンブルの先駆けである「ブラスアンサンブル・ロゼ」がヤン・クーツィールの六重奏を録音しています。

 

 

※ 演奏会のご案内⑫

 

※ 演奏会のご案内⑬

 

 

5 Miniatures Op 64

 

ブルックナー:交響曲第7番(編曲:近藤望)(大阪音楽大学ホルン・アンサンブル/池田重一)

BRUCKNER, A.: Symphony No. 7 (arr. Nozomi Kondoh) (Osaka College of Music Horn Ensemble, Shigekazu Ikeda)

小林健太郎 - Kentaro Kobayashi (1973-)オマージュ
ヤン・クーツィール - Jan Koetsier (1911-2006)5つの小品 Op. 34a
ウォーター・ケイプ - Water Capeロケット・イン・サマー
アントン・ブルックナー - Anton Bruckner (1824-1896)交響曲第7番 ホ長調 WAB 107 (近藤望によるホルン・アンサンブル編)
歌劇「トゥーランドット」 - 第3幕 誰も寝てはならぬ(近藤望によるホルン・アンサンブル編)