Ding Dong Merrily on High (Jehan Tabourot 1519--1593 / George Ratcliffe Woodward 1848--1934)
Concierto de Navidad 2013
Coro Brahms
Dir. John R. Durant
Colegio Internacional Europa
Espartinas
Sevilla
Philharmonia Orchestra: Ding Dong Merrily on High (Brass Quintet)
Season's greetings from the Philharmonia Orchestra! Enjoy our 2014 Christmas Card. "Ding Dong Merrily on High" arranged by Toby Street.
Performed by:
Jason Evans – trumpet
Mark Calder – trumpet
Katy Woolley – horn
Philip White – trombone
Peter Smith – tuba
Ding Dong Merrily On High
Ding Dong Merrily On High · Quadre - the Voice of Four Horns
Horns for the Holidays
℗ 2008 QUADRE Music Group Inc.
Released on: 2008-01-01
Ding Dong! Merrily on High (Arr. H. Adie for Harp)
Ding Dong! Merrily on High (Arr. H. Adie for Harp) · Harriet Adie
Christmastide
℗ 2022 MPR
Released on: 2022-12-02
Artist: Harriet Adie
Composer: Thoinot Arbeau
Arranger: Harriet Adie
八百万の神や仏さまに祈り、都合の良い時に神頼みをする私ではございますが、神を冒涜するようなことは絶対にしていません。ああ、こういうのを嘘の始まりというのかなあ。
大体、クリスマスは友人や恋人と美味しい食事を戴いたり、ケーキを食べる日だと思っている人や、山下達郎の歌が流れる新幹線のホームに佇んでいるあの人の顔を思い浮かべているなんておおよそ勘違いなんです。
そうでなくても、例えば今聴いているクリスマスキャロルの一つでも結構幸せになれるじゃありませんか。合唱や原曲に近い編曲の金管五重奏から比べるとホルン四重奏のアレンジは少し現代的なサウンドですがそれはそれで別な楽しみ方もあります。
「Ding Dong Merrily on High」はクリスマスキャロルです。この曲は、フランスの聖職者であり、作曲家そして作家のトワノ・アルボー(Jehan Tabourot、 1520年3月17日-1595年7月23日)で、ジャン・タブローのペンネームで書かれた舞踊書「Orchésographie」に、"Branle de l'Official"というタイトルの世俗的なダンス曲として知られています。ジャン・タブローはアナグラム上のペンネームです。
歌詞はイギリスの作曲家ジョージ・ラトクリフ・ウッドワード(1848-1934)によるもので、キャロルは1924年に彼の「The Cambridge Carol-Book: Being Fifty-two Songs for Christmas, Easter, And Other Seasons」で初めて出版されました。ウッドワードは教会の鐘の音に興味を持ち、詩を書くのに役立ったことは間違いありません。ウッドワードは他にも
「Songs of Syon」や「The Cowley Carol Book」など、いくつかのキャロルの著者です。
Ding dong! merrily on high
in heaven the bells are ringing:
Ding dong! verily the sky
is riven with angels singing.ディンドン! 空高くほがらかに
鳴り響く天の鐘
ディンドン! まさに空から
歌声と共に天使たちが現れるGloria, Hosanna in excelsis!
栄光あれ いと高きところにホザンナ(救い給え)!
E'en so here below, below,
let steeple bells be swungen,
And io, io, io
by priest and people sungen.低きこの地においても
教会の鐘を鳴り響かせよ
イオ イオ イオ 人々は歌うGloria, Hosanna in excelsis!
栄光あれ いと高きところにホザンナ!
Pray you dutifully prime
your matin chime, ye ringers;
May you beautifully rime
your eventime song, ye singers.忠実なる時課の祈りよ
朝の鐘 鐘を鳴らす者たち
美しき韻を響かせよ
晩課の歌い手たちGloria, Hosanna in excelsis!
栄光あれ いと高きところにホザンナ!
この歌詞にある「ホザンナ Hosanna」と言うのは、ヘブライ語で「どうか、救ってください」と言う意味のようです。「ホサナ」、「オサンナ」などとも書かれます。キリスト教では元の意味は失われ、アーメン、ハレルヤ(アレルヤ)などのように、神を称讃する言葉や歓呼として礼拝で使用されています。
<演奏者>Horn
ケイティ・ウーリーは22歳でフィルハーモニア管弦楽団の首席ホルンに任命され、学生時代は第2ホルンを担当していました。王立音楽大学在学中にフィルハーモニア管弦楽団のソリストとしてデビューし、現在はリヒャルト・シュトラウス、モーツァルト、ブリテンなどの作品を演奏するなど、ソロ活動の華々しく活動しています。最近ではロンドンのフィルハーモニア管弦楽団と共演し、トゥガン・ソヒエフ指揮のリヒャルト・シュトラウスのホルン協奏曲第2番と、テノール歌手マーク・パドモア指揮のテノール、ホルン、弦楽のためのブリテン・セレナーデを演奏しています。
エクセターで生まれたケイティ・ウーリーは、10歳でホルンを演奏し始め、スー・デントに師事し、後にコヴェント・ガーデンのロイヤル・オペラ・ハウスのサイモン・レイナーに師事しました。ウーリーさんは王立音楽大学を首席で卒業し、プリンスオブウェールズ殿下からタゴールゴールドメダルを授与されました。欧州連合ユースオーケストラの首席ホルン奏者を2年間務め、ベルリンの芸術大学でクリスティアン・フリードリヒ・ダルマンに師事。ケイティ・ウーリーは、王立音楽アカデミーとトリニティ・ラバン音楽舞踊院でホルンの教授を務めています。
※ 演奏会のご案内⑩ バスーン・ヴァイオリン・ヴィオラ協奏曲 他
Ding dong! merrily on high
1.リトル・ドラマー・ボーイ
2.グリーン・スリ-ヴス
3.Lo,How a Rose E'er Blooming
4.The Friendly Beasts
5.ヘンデル/「メサイア」より「祝福と名誉」
6.Il Est Ne
7.Infant Holly,Infant Lowly
8.O Holy Night
9.世界のキャロル
10.ダニエル・ウッド/ハグ・サンタ・フォー・ミー
11.ハブ・ユアセルフ・ア・メリー・クリスマス
12.ジングル・ベル
13.タブロー/ディンドン空高く
14.秋には、私の子供
15. ウクライナの鐘のキャロル
16. メル・トーメ/クリスマス・ソング
17.ハンディ/屋根の上で
(ダニエル・ウッド編曲:1,2,10,15,17)
(キャリー・キャンベル編曲:3,4,6)
(ローウェル・ショー編曲:5,12)
(ナタン・パヴェレク編曲:7.9.14)
(リチャード・トッド編曲:11)
(アラン・シヴィル編曲:13)
(M・アダム・ワトキンス編曲:16)
クオドレ・ザ・ヴォイス・オブ・フォー・ホルンズ
エイミー・ジョー・ライン(ホルン)(1~17)
ダニエル・ウッド(ホルン)(1~17)
リディア・ヴァン・ドリール(ホルン)(1~17)
ナタン・パヴェレク(ホルン)(1~17)
ジェームズ・サッチャー(ホルン)(⒑⒒⒔)
ジェームズ・カシス(パーカション)(1&6)
ベルファイア・ベル合奏団(7)
録音 2008年8月20~23日
オレゴン大学ビール・ホール