Serge Koussevitzky - Double Bass Concerto | MARC-ANDRÉ, Junge Philharmonie Zentralschweiz
Serge Koussevitzky : Concerto for Double Bass in F-sharp minor, Op. 3 Junge Philharmonie Zentralschweiz Jeisson German Segura Herrera, conductor Marc-André, double bass
クセヴィッキィの名前を知る人はそう多くはなくなりましたが、歴代の指揮者の中でも十本の指に入る人でしょう。今日6月4日は、彼の命日です。
セルゲイ・クーセヴィツキー(クセヴィッキィ)(Serge Koussevitzky, 実名はSergei Aleksandrovich Koussevitzky, 1874年7月26日 - 1951年6月4日)は、アメリカ合衆国で活躍したユダヤ系ロシア人指揮者で作曲家でした。1924年から1949年まで、ボストン交響楽団の実質的な終身常任指揮者を務めています。
モスクワ・フィルハーモニー協会音楽演劇学校(現ロシア舞台芸術大学)で音楽を学んだ後、名コントラバス奏者として活動をしながら、1902年には「コントラバス協奏曲 嬰ヘ短調 作品3」を作曲しています。1908年にベルリンで指揮者デビューをしますが、翌年には自前のオーケストラを創設しています。
富裕なロシア人女性ナターリヤと結婚し、夫人の援助によって楽譜出版社を設立、スクリャービンやラフマニノフ、メトネル、ストラヴィンスキーなどの作曲家の版権を得て、ロシア革命まで精力的に活動しましたが、1920年にボリシェヴィキ政権を嫌ってパリに脱出し、その後1924年にボストン交響楽団常任指揮者に任命され、アメリカに移住しています。
クセヴィッキィによって楽団は世界一流の仲間入りをしますが、サマー・コンサートやタングルウッド音楽祭における教育プログラムも、クーセヴィツキーの発案によってはじまりました。クーセヴィツキーの著名な門人にレナード・バーンスタインがいます。
彼の委嘱によって生み出された曲は以下の通りです。
①ストラヴィンスキーの「詩篇交響曲」②オネゲルの交響曲第1番③プロコフィエフの交響曲第4番⑤ルーセルの交響曲第3番⑥ハンソンの交響曲第2番⑦バルトークの「管弦楽のための協奏曲」⑧ブリテンのオペラ「ピーター・グライムズ」⑨コープランドの「交響曲第3番」⑩メシアンの「トゥーランガリラ交響曲など。
つまり、指揮者というものは単に古典を再現するものだけではなく、新しいものを生産することにも力を尽くせるのです。
私も、今日は「ジョイフル」・コンサート」で間もなく出かけます。
Double Bass Concertos - Koussevitzky, Dragonetti, Bottesini, Cimador, Lorenziti
ステファノ・シャシャ 、 Gianni Amadio 、 アントニオ・サリエリ管弦楽団 、 インテルプレーティ・ヴェネツィアーニ