Giovanni Battista Pergolesi ( Joann Adolph Hasse...?) Concerto in G major, Claudio Barile, flute.
Central Methodist Church Buenos Aires May 26, 2010 with Mario Videla, harpsichord and conductor, Bach Festival Orchestra of Buenos Aires with Pablo Saraví as a concertmaster Claudio Barile, flute Mario Videla, conductor Pablo Saraví, 1° violín Gabriel Pinnette, 2° violín Edgardo Zolhoffer, cello Fernando Fieiras,bass May 26, 2010. 1Spirituoso 2-Adagio 3- Allegro Spirituoso
Giovanni Battista Pergolesi: Flute Concerto in G major / Valeria Desideri & Furiosi Affetti
Giovanni Battista Pergolesi (1710-1736) Concerto for flute, two violins and basso continuo in G major Valeria Desideri (traversiere) Orchestra Barocca Furiosi Affetti Live recording in Roma- Oratorio del Gonfalone (13/02/2020)
Giovanni Battista Pergolesi : Flute Concerto in G Major - James Galway / I Solisti Veneti
Painting by Orazio Gentileschi , Artemisia Gentileschi , Bernardo Strozzi Flute : James Galway I Solisti Veneti Claudio Scimone
今日お誕生日の方はおめでとうございます。広島では77年目の平和への祈りがささげられました。あなた方の中には、きっと人類の平和にかかわるお仕事につかれる方がお出でかと思います。勿論きょう生まれの人ばかりでなくていいのですが…。私事ですが、私は広島交響楽団を応援しております。お時間がありましたら、ぜひ演奏会にお出かけください。
ペルゴレーシは夭折した若き天才作曲家です。1710年うまれですから、フリーデマン・バッハと同じ年の生まれですから、古典派初期の人物です。人物については、以前の記事に書いてありますので下記をご覧ください。
このフルート協奏曲はなから偽作ではないかと言われているものですが、何のなんの美しい曲ではありませんか。三上さんの解説に「彫琢(ちょうたく)」という言葉がでてぃますが、普段あまり目にしない言葉かもしれません。宝石を研磨すること、詩歌を練り上げる事などを意味します。ここでは巧みな転調を指しています。
作者は、誰であれこの作品を本物にするためにぜひ練り上げた表現を求めてみてください。ゴールウエイの演奏はさすがですね。画像がないのが残念です。ここでは、古いフルーが出てきますが、これもおさらいし直しておきましょう。
18世紀半ば頃(バロック音楽の時代)まで、フルートという呼び名はリコーダーを指していました。そしてリコーダーと区別するために、横笛のフルートは、イタリア語で「フラウトトラヴェルソ Flauto toraverso」、ドイツ語で「クヴェアフレーテ Querflote」、フランス語で「フリュートトラヴェルシエール Flute traversiere」(いずれも「横向きのフルート」の意)などと呼ばれていたのです。
ヤマハ楽器解体新書より
今日は、三者三様の演奏を聴いてご自分の演奏に役立ててください。
※ 以前の記事
ペルゴレージ、ジョヴァンニ・バティスタ/フルート協奏曲 ト長調
Pergolesi, Giovanni Battista CONCERTO G-DUR
<解説>
ペルゴレージと言えば、オペラ 「奥様女中」 や、教会音楽 「スターバト・マーテル」 で有名なイタリアの作曲家です。オペラ作家としてデビューしてから、わずか5年後、まだ26歳の若さで亡くなってしまったペルゴレージは、死後、ヨーロッパ中で異常な人気を博し各地で彼の作品が上演されました。天才の夭逝は、いつの世でも人々に特別な思いをもたらすのでしょう。その人気のおかげで、彼の作でないものまで彼の名が冠され、多くの偽作が生み出されました。この 「フルート協奏曲ト長調」 も、偽作と言われています。この作品は20世紀になってから自筆ではない手稿が発見され、出版されました。当時のフルート奏者の作ではないかと考えられているようです。曲の生まれた経緯はともかく、この曲のもっているたたずまいには美しいものがあります。第1楽章の転調部分の彫琢を見て下さい。第2楽章は、均衡を保ちながら内面に触れる表現が感じられます。第3楽章は統一感のあるリズミックな楽章。この曲には、往年のアンドレ・ジョネ氏の名録音がありますが、このほどCD化されました。(解説/三上明子)