俺達は腹でモノを考えるか?

頭で怒りを発露できるか?

いいか虎杖

 

俺達は全身全霊で世界に存在している

 

当たり前過ぎて皆忘れてしまったことだ

 

 

 

呪術廻戦で一番好きなセリフです。

 

言い換えれば、『考えるな。感じろ』と言ったところでしょうか。

これは呪力の流れと扱いについて解説をしたセリフではありますが、僕はこの言葉にとてもハッとしました。

 

僕はこれを【”心”はどこにあるのか】と置き換えて読みました。

 

そしてこの東堂の語りで、その問題の答えに辿り着きました。

僕の答えは、脳でも心臓でも腹の中心でもなく僕という人物全てが僕の心であると。

 

概念的な回答にはなってしまいましたが、心だけでなく喜びや悲しみといった感情も、そして魂も、目に見えないけどたしかに自分を構成するなにかの在処は、自分という人物の全てにあり、それは全身全霊をもって世界に存在することで成り立っている。

 

 

なんと腑に落ちる解釈でしょうか。サンキューブラザー。

 

僕は、自分の行動を司っている脳よりも上位の指令回路のようなものがあると思っています。その核心に近づけた気がします。

 

 

というわけで呪術廻戦が終わりました。

序盤から事あるごとに悪口言ってたし、特に終盤は読むたびに「はぁ~・・・」と一人でため息をついていたものですが、愛情の裏返しだったことは言うまでもないですよね?

読んだことない人でさえも有名なフレーズは知っている漫画になりました。直近だと鬼滅もそのレベルだったので感覚が麻痺しますが、これはNARUTOやブリーチですら辿り着けなかった領域だと思います。その前だとデスノートとかワンピースになる?

ネット普及で、特に最近は流行っているものがより流行りやすい時代だということも後押しをしたのは事実ですが、それでも偉大ですね。

 

あっでも最後に悪口。

今週1ページ目から文字小さすぎておこです。文字数は多くていいけど、もっと吹き出しでかくできただろ。