ご覧の通り(?)、あんなに好きだったテニス観戦をあまりしなくなりました。

試合結果の情報すら以前のようには追ってなくて、せいぜい日本人の結果と、その週に誰が優勝したかくらい?

一番見ていた時はトップ100であれば全員顔とプレースタイルとおおまかな身長くらいはわかったものですが、衰えたものです。

 

 

理由1:時間がとれない

なんだかんだこれが一番。厳密には、テニスを観る時間がもったいないと感じるようになってきたのかもしれないです。

時間の無さ、そして自分自身の体力の衰えからくるモチベーションの低下ですね。

 

 

理由2:錦織の不在

じゃあなんでモチベーションが落ちたかと言えば、錦織がいないから。

私は一緒に戦う系のファンなので、ひょっとすると錦織以外の試合を観ることで研究している、という目線で楽しんでいたのかもしれないですね。

去年末だったか、錦織がインスタのストーリーにヘラり投稿をしていてびっくりしました。あの手の弱音を吐く姿は見たことなかったから、それこそ涙が出るくらい複雑な気持ちになりました。本人自身、テニス自体が衰えたわけではないと信じているからこその悔しさでしょうね。

 

 

理由3:自分自身がテニスをする気がなくなった

言うて去年くらいまでは年に数回はラケットを持っていましたが、もう全くです。たぶん1年以上触ってない。

なんでやる気がなくなったかと言えば、時間体力の無さとか錦織不在の影響とか。理由1~3がループして自分にやらない理由をつけているように感じます。まあ金銭的問題も大きいけど・・・

これ書いてる間に素振りでもすればいいのにね。

 

 

理由4:20年間止まっていたテニス界が動き始めた

ご存じ、フェデラー・ナダル・ジョコビッチの3強時代についに終焉が来たからってのはあるかもしれないです。

いやジョコビッチはまだバリバリ支配しているけど。

10年に一度なんていう安い言葉では表現しきれないくらいの突出した3人が同じ時代に存在していたというバグが、僕を狂わせていました。

 

※余談ですが、ここにマレーを加えたBIG4という呼び方が昔は一般的だったのですが、他3人と比べると多少格が落ちるマレーは除かれて最近はBIG3と言われがちです。

僕はマレーの偉大さ、異常さに敬意を払っているからみんながBIG3と言い始めた時も頑なにBIG4と言い続けてきたのですが、今無意識にBIG3と書いてしまったので、内心ではやっぱりマレーはいれないでいいやと思ってしまっているのかもしれないという自分の本心に気付きました。ごめんよマレー。

 

 

 

 

西岡がこの動画で語っている内容にも通じるけど、今のテニス界は190cm以上の高身長プレイヤーがショットスピードで圧倒する展開が増えて、フェデラーたちの時代と比べると内容が面白くないという声が多いです。

日本人目線だとショットメイクとセンスという意味ではBIG3以上に錦織のプレーで目が肥えてしまった人が多いですしね。

 

僕はそうは思わずに、やっぱりアルカラスとかシナーのボールが破裂するくらいのパワーショットは観ていて心震えるし、メドベージェフみたいな個性も唯一無二の個性で面白いと思ってます。

が、昔と比べて誰が誰だかわからないという気持ちも多少あります。ひと昔前はでかい選手は強くても下手ってのが定説だったんですけどね。みんなでかいのにうまいんです。

 

錦織不在にも通じる話ですが、フェデラーたちもいなくなったしキリがいいから観る頻度減らすかみたいな気持ちは、あるっちゃあります。

 

ここまで書いて、これっていう結論があるわけではないんですが、ちょっと久々にテニスについて書きたくなった、けど、最近見てるわけでもないから何を書こうかと迷ってこんなことを書いてみました。

 

テニス観戦に限らず、わりかし自分は、『強い情熱を持ってコンテンツに触れるか、パタっと辞めるか』の両極端思考なところもあるのですが、テニスは漫画とかゲームと並んで人生で一番愛したコンテンツの一つなので、こんな形でフェードアウトしないでこれからも一生付き合っていきたいです。という自戒の念を込めてのブログでした。