こんばんは。
過ぎし4月中旬に、右肩腱板断裂受傷の日からまるまる3年を迎えました。
おそろしく濃くて意味のある3年間でした。
肩の治療に付随して、膝や腰など体のあちこちに生じた痛みを抱えながらの仕事は辛いものでしたが、それがあったがために出会えた人が多くいます。
その人たちと出会えないままでいるよりも、
その人たちと出会えた現在の方が良かったに決まっている
と、そう確信しています。
腱が断裂した肩を治すために仕事を数ヶ月休んで手術を受けたことで分かったこと
膝や仙腸関節や腰が痛くて思うように体を使えなくなって分かったこと
この3年間で得た経験は何ものにも変え難い宝である
と、身に染みて感じています。
現在の私の調子ですが・・・
3年前に腱板断裂を負ってその4ヶ月後に手術を受けた右の肩は、今もなお、受傷前よりも良い調子です。これは申し分ありません。私の場合、手術という選択は正しかったと断言します。
そして腰などの調子ですが、少なくとも、1年前に比べればだいぶ良い感じで仕事ができています。
それでも腰の調子には不安定さがあって、そこに症状が出ると、左の股関節の症状も発生するという感じです。
でも、昨年夏に巡り合った接骨院の院長・治療家ミスターXがそれらの症状に対して『手当て』をしてくれる環境が今の私にはあるので、現在の仕事においての体の動かしやすさは、2年前&1年前に比べたら雲泥の差です。
というか、
再びこのように仕事ができる状況が得られるとは思っていなかった
ので、
有り難い
という言葉を引っ提げながら日々の仕事に臨んでいます。
(もちろん治療家ミスターXの存在には感謝しています。が、そこに辿り着くまでのアクションをし続けた自分が偉いとも思っています。なんて話をいつも治療家ミスターXとしています・笑)
考え方も随所で変わりました。
と言うか、
それまであんまり考えていなかったことについて考えるようになった
と言う方が正しいかもしれません。
やりたいことはやっておこう
と考えるようになりました。
それまでは仕事を最優先にしていました。
バカじゃできないけど、利口はやらないのが私の仕事。
ホントにね、お金にならないんですよ、フリーインストラクターって仕事は。
(確定申告の時期なんて、そこで明確になった所得の額を見て、みんな『何のために仕事してるんだろう』って愕然としてます。)
でも辞める気にならない仕事なのも事実で、
仕事こそが自分のやりたいことだと当然のように思ってずっと突っ走ってきました。
・・・・そんなんだから、肩の手術を受けて3ヶ月の療養休暇が取れるだなんて喜んじゃう状況ができあがるわけで・・・
そんなんじゃダメなのだと自覚をし・・・・
日々の仕事以外のことで『自分にはやりたいことがある』ってことに気がつこう
体がある程度使えているうちに、やりたいことをやりこなそう
そして時には仕事よりもそのことを優先しよう
そんな考えを持ちつつあるこの頃です。
もっとも、やりたいことをやりこなすためには、まずは先立つものが必要で。
そのために仕事をしなきゃならないその仕事が、自分が好きでやっている仕事であることがやはり有り難いなと思うのであります。
右肩の腱板断裂のアクシデントから3年が経った現在の私は、
『有り難い』
のループにはまっています。