メキシコ旅行の記録です。
帰国の日、飛行機は日付が変わった後の深夜1時の便。
夜の10時過ぎにチェックインと荷物の預け入れを済ませ、空港まで一緒に来てくれた娘がタクシーに乗って下宿先に帰るのを見届けました。
さあここからは1人であれこれやらねばいけません。
でも保安検査の入り口は確認できてるし、大丈夫だろうと思いながら出国すべく移動。
そして把握していた保安検査場の入り口に行くと、立っていた係の女性の人が私の搭乗券を見て
『ここじゃないわよ。あっち。』
と指をさす。
あれ?確かにあっちにも保安検査場の入り口があるけど、あっちが正しかったの?と思いつつそちらに行って入り口に立っている係の男性に搭乗券を見せてみるも
『ここは違うよ。日本に行く飛行機はあっち。』
と、さっき行った方の入り口に指をさす。
自分がそこで把握できる保安検査場の入り口はその2カ所しかないんですよ。
そのどちらも違うとなると・・・わかんないなー。
仕方ないもう一度航空会社のカウンターの方に行って聞いてみようと。
そっちの方に移動して、航空会社の人を捕まえて、
『ワタシ ドコニ イッタライイカ オシエテクダサーイ』
という思いを込めて英語らしき言語を並べて伝えたら、
『ちったあ英語わかるかい?じゃあとりあえず聞いてね。そこの通りに出たら左に曲がって少し歩いたらまた左に曲がってまっすぐ行けばどんづまったところに君が行くべき保安検査場があるからね』
と英語で伝えてくれました。
『うんおよそ理解できたと思う』
という気持ちを込めてお礼を伝え、再度トライ。
それにしても、左に曲がってまた左に曲がる?
つまりは、拒否された検査場入り口2カ所はメインの広い通路に面していて、私がその2カ所を行ったり来たりしていたその途中に、横に入る路地があったってわけです。
言われた通りにそこからメインの通りに出て左に曲がり、少し歩いてから左を見てみたら、ありましたよ、左に入る通路が。
でも、薄暗くってわかりにくい。そして確かにその通路のどんづまったところに人が立っていて、そこに行って搭乗券を見せたら
『はいはいどーぞ』
って通してくれました。
わかりづら.....
チェックインの時にカウンターが混んでた割に保安検査場はガラガラ。私がウロウロしている間にみんな検査を済ませたってわけですかね。
私の前に1人、日本人ではない若い女性がいて、その人はことごとく荷物の中の物を出させられてました。
『メキシコ、けっこうきちんとやるよねー』
と、私もそれにならってみんな出そうとしたら
『あなたはやんなくていいよ〜』
って感じで最小限のものだけ仕分けて検査通過。
そこで出国審査も兼ねていたのか、その後はそのまま搭乗時間まで約1時間半のフリータイム。
でね、私、帰りの飛行機は座席をプレミアムエコノミーにしてたんです。
飛行機の座席ってエコノミー以外はファーストクラスかビジネスクラスしかないって思っていたら、プレエコというランクがあることをこの旅行で初めて知り・・・『腰が心配だし、きっと最初で最後の海外旅行になると思うし、ひとり分だし、少しお金が多くかかるけど、エコノミーよりも少し座席にゆとりがあるこっちにしようかと思う』と、そんな感じで理由をつけてプレエコを選択。
で、プレエコにしたことでラウンジが使えるので、保安検査の後はラウンジにトライ。
言葉わかりませんからねー。
ドキドキしながらとりあえず受付で、
『スペイン語できないけどラウンンジ使う権利あるからとりあえず来たよ』
というオーラを出しながらチケットを見せて通過。
そしたら、その時に席に案内してくれた現地の男性スタッフの方が!日本語で接客をしてくれたんです。
決して日本語が得意という感じではなかったけど、スペイン語がわからない日本人の私が
「少しでも安心してラウンジを使えるように日本語で話そう」
という気持ちに溢れているのが感じて取れました。
その接客は、その時の私の心にとても染み入りました。
その際にその方にお礼を言ったとは思うのですが、私はもう一度その方に会ってお礼を言いたいぐらい、その時のその方の接客の姿勢に感謝しています。
実のところ、今回の投稿はこのことをきちんと記しておきたいがために書いているようなもんでして・・・。
そしたら思いのほか文章が長くなってしまったので、続きはまた次回に!
お付き合いいただきありがとうございました😌
感謝
メキシコシティ空港のラウンジ・エリートのスタッフの男性の方、あの時は丁寧に対応をしてくれてありがとうございました。その誠意ある接客に私はとても感謝しています。