こんばんは😌
メキシコ滞在2日目
夜にルチャ・リブレ観戦をすることを決め、昼間のうちにチケットを購入しておこうと、アレナメヒコに向かいました。
アレナメヒコは、ルチャ・リブレが好きな日本人にとってはいつか行ってみたいと思う場所だと思います。
そのアレナメヒコが目の前に現れ、感動的でした
さて、チケットを買おうと売り場に行くと、そこは薄暗く、いくつか並んでいる窓口には人の気配が感じられず・・・
どうやら営業時間ではないみたい、と引き返そうとしたら、そっちの出入り口の方にいる気の良い男性が
『チケットだったらこっちこっち』
と言って座席表を出しながら案内してくれました。
そして希望の席を指定して2枚購入。
話を聞きながら、んー？なんか、ひょっとして？と思ったのですが、口を挟む隙がなく・・・
受け渡しが終わるや、スス〜っといなくなり、同時に娘がチケットを見て
『あ！やられた！』
と。
はい。この人ダフ屋さんでした。
なかなかの良いテンポで話しかけてくれたので、そのまんま話にのっちゃいました。さすがその道のプロですね！
チケットに書いてある金額と支払った金額が違う上に、
希望した席よりも全然後ろの方の席。
被害額・・・2枚合わせて200ペソ、約2,000円でした。
まあそれぐらいの額なら勉強代でも安いくらいでしょう。
ただ、損は仕方ないにしても、あんまり良い席でないのが不満。
そして、果たしてこれが正規のチケットなのかを確かめたい。
その時、娘がチケット売り場の奥に人がいるのに気がつきました。
防犯対策で、窓口はマジックミラー仕様になっていて、窓口の窓の下の方がほんの数センチ開いているだけだったので、ぱっと見わからなかったのですが、しっかり営業中でした。
とりあえずつかまされたチケットが正規品かだけでも聞いてみようと娘が確認しに。
すると、それが正規のチケットかどうかについては、その時間に来て係の人に確認してもらってください、とのこと。
どうするかねえと少し考えて・・・つかまされたチケットの席に納得がいってなかった私どもはそこで改めて別のチケットを購入することに。
そうしたらね・・・・
１番前の席を買うことができたんです
しかも正面
iPod touchでもこんな
感じで写真が撮れちゃう席！
チケット売り場のお姉さん、私たちがダフ屋さんに引っかかっているのを見ていたんでしょうね。で、気の毒がって良い席を放出してくれたんじゃないかっていうのが娘と私の見解です。
ダフ屋さんから買ったチケットはちゃんとした正規品で、娘の留学関係のお友達に差し上げて使ってもらいました！
そのお友達たち、ルチャは初めてで、面白かったと喜んでくれました。
チケットが無駄にならなくて良かったです。
娘はうっかりダフ屋さんと気づかずにまんまと引っかかったことを悔しがっていましたが、私としては、この一件があったことがこのメキシコ旅行の面白さを格段に引き上げてくれたと思っています。
人を騙すのはいけませんが、ダフ屋さんもそうやって生活しているのなら、まあ2,000円で彼が幸せになれたならヨシということにしておきましょう。
ところで、メキシコに来るにあたっては外務省の『たびレジ』という安全情報を提供してくれるサイトに登録をしていて、メキシコで日本人が強盗に遭ったり、街中で物騒な事件が起きた時などにメールで知らせてくれていたのですが・・・
今回の私たちのこの一件も、外務省にきちんと報告していたら、
『プロレス会場付近で日本人2名がダフ屋と気づかずにチケットを買って、まんまとぼったくられる被害に遭いました。』
なんて感じでメールで流されていたんでしょうかね？
ちゃんと報告してみれば良かったかも。
てな感じで最前列のチケットを買い、そのあとは途中にある大型スーパーに寄りながら、再びメトロバスに乗って下宿先に戻りました。
そして夜にまた出直して、ルチャ・リブレ観戦！
次回はその様子を書かせていただきます。
お付き合いいただきありがとうございました😌
