こんばんは😌
前回の投稿の続きになります。
今回、ほんのちょっとだけマニアックな話が出ます。本当なら写真とかを添えて図解しながら進めるべきなのですが、詳しい説明はすっ飛ばします。ご了承ください。
※グロい話ではありませんのでご安心ください。
私が2021年に受けた肩腱板断裂を治すための手術で、
私の上腕二頭筋長頭腱は固定され、
夫は2019年に受けた最初の手術の時に
それが切られているらしいというお話。
それらの処置について、もうちょっときちんと知りたいという気持ちがあって要所要所で問いかけをしても、なんかパッっとした答えは得られません。
夫の診察の時にそのことについて夫の主治医に尋ねたあとのリハビリで、担当の理学療法士の先生にも質問をしました。
そこで伺った話では・・・
大学病院のチームの研究で、上腕二頭筋長頭腱の存在には意味がなく、むしろ残しておくと痛みを発現するケースが見られるとして切除をするようになった。しかし、それが存在するからには何か役割があるのだろうということも考慮するようになり、固定をする処置もなされるようになった。
というような感じのことでした。
(これが私が理解した内容ですが、私は素人なので、この理解が正確かどうかは怪しいという旨、お汲み取りください。)
この説明ですっきりしたわけではありませんが、問い詰めたところでこれ以上の説明は誰に聞いても出てはこないんだろうなと思ったし、別に自分の長頭腱が固定されていることに不満は少しもないので、とりあえずは心の中に置いておくことにしました。
そうこうして自分はやれ膝だの腰だのとそれらの痛みに追われて1年余りが経過。
そして今、そのことについて再び焦点を当てる状況が到来。
ある時ふと気がつきました。
『上腕二頭筋って二関節筋じゃん』
上腕二頭筋の場合、その筋肉が『肘関節』と『肩関節』の2つの関節をまたいでいるので、『二関節筋』というくくりになります。
跨ぐのが1つの関節のみの筋肉は『単関節筋』という言葉でくくられます。
さらには、『二頭筋』という名前が示すように、上腕二頭筋には頭が二つ。肘のところから始まる1つの腱が、長頭と短頭という二つの筋に分かれます。
(解剖学的には、肩のエリアの別々のところで長頭と短頭の二つの腱が始まって、肘に向かって一つになる、というのが正しいっぽいかも知れません。)
短頭腱は肩関節をまたいで鎖骨の外側の下に顔を出している『烏口突起』に接続し、長頭腱は肩関節をまたいで肩関節包へと接続。
この、肩関節包につながるべき長頭腱が、私の場合はアンカーによって固定されており・・・
固定されている場所は、上腕骨の『結節間溝(けっせつかんこう)』という場所。
肩の関節をまたぐ前の上腕骨のエリアで留められている為、もはや私の長頭腱は『二関節筋』ではなくなっているという事実です。
『するってぇと何かい?あたしの上腕二頭筋、短頭が二関節筋で長頭が単関節筋というハイブリッドになってるってぇこと?』
という推論を立て、再び要所要所でそれについての意見や考え方を求め、そこから自分の右肩についての『使用マニュアル』を考察しているというのが現在の状況です。
果たしてその上腕二頭筋ハイブリッド説は正しいのか。
だとしたら、それがなんなんだ。
そんなあたりを次回以降に書けたら書いていこうと思います。
肩関節、ほんとおもしろいです