ご訪問いただきありがとうございます😌

 

 

昨年の8月中旬に肩腱板断裂修復の手術をした私は、

現在は術後5ヶ月へと向かっています。

 

ところで、この年末のお話なのですが・・

暮れの29日にお正月の準備の一つとして買ってきた、お米の生産者さん製造ののし餅1kg×3枚がありました。(普通ののし餅の半分くらいの大きさです。)

 

とっとと切り分けにゃあいかんなあと思いつつも、

ただただ手が回らなくて、

大晦日になってもそのまま放置していました。

 

夫はそれが気になっていたらしく

『おれが切るぞ』と。

 

私は自分でやるつもり満々だったので、

『いや。私があとでやる。』

と阻止。

 

で、結局、元旦にお雑煮を作り始めながらようやくお餅を切り分けました。

 

のし餅って、作った当日は柔らかいんですが、翌日以降はもう硬くなってるんですよね。

 

手術をした側の右手で包丁を持ち、ぐいぐいと力を使って硬くなったのし餅を切る。

それをしながら、「この作業は1ヶ月前だったらまだNGだったなあ」と思いました。

というよりも、現在ももしかしたら控えるべき作業の一つかも、と思いながら、作業終了。

 

 

そういえばここ数年、こののし餅カットは自分がやってるけど、前は夫がやってたような気がするなあと回顧。

 

ああそうだ。

 

夫が2019年の1月に肩腱板断裂の怪我を負って、その年の6月に手術をしたその年末から私がやってるんだ、と思い出しました。

 

その年の暮れに、私は夫にのし餅を切る作業はやらせない方がいいなって思って、それ以来自分がそれをやるようになったんだなあと。

 

いいヨメだ。・・・・いや違う。

そういう力を使う系の作業が好きなだけ🤣

(雪かきとか大好きです。)

 

そこからさらに色々と思い出しちゃって、

自分の中で話が展開しちゃいました。

 

私は棘上筋のみの不全(部分)断裂だったのに対して、

 

夫は棘上筋・棘下筋・肩甲下筋の広範囲断裂。

その重症度は私とは比べものになりません。

 

昨年4月に私が肩を壊し、腱板断裂が確定して

『手術を受けようと思う』

と私が言った時、夫は

『手術を受けたからって言って、完全に治るなんて期待しないほうがいいぞ。そりゃ痛み方とかは全然違うけどな。』

と言いました。

 

夫が私にそれを言う気持ちは良く分かりました。

夫は、元々姿勢が良くないことも関係していると思うのですが、可動域の戻り方が今ひとつなんです。

 

似たようなことを言ったのは夫だけではありません。

 

私に一番最初に腱板断裂の診断を下したドクター。

傷は小さいけど手術適応と言いながら

『手術をして治したからと言って、激しい運動とかトレーニングができるようになるわけではないですよ』

という念押しを付け加えました。

 

その診察の後にリハビリの担当となった理学療法士の先生も

『手術で治してもハードに運動ができるようになるわけではない』

って、やっぱり言ってました。

 

そのあとに私は医師選びについての沼にどっぷりはまり込んでしまったわけですが、そういう言われ方も影響していたんでしょうね。

夫の術後の経過を見ていたこともあり、メディカルの先生方のそんな言葉を、けっこう深刻に真面目に受けとめてました。

 

結局そのあとに私は転院を視野に入れて動き始め、すぐに『この先生に治してほしい』と思える先生に出会うことができて、転院を決めて今に至るのですが・・・。

 

たまに考えます。

 

もし転院をしないで、初めに予定した医師の手術を受けていたとして、私の、のし餅カットの役割を夫に譲る気がしないほどの(そして動け過ぎてオーバーワークになってしまうほどの)、現在の回復はあったのだろうか、って。

 

 

・・・私が仕事を請け負っている先のお客さまの中に、その医師の手術を受けた方が2名いらっしゃるんです。

 

お二人とも私と同じ肩腱板断裂で、手術をしたのは今から4年ぐらい前。

 

私が医師について悩んでいる時に、この方達とお話ができればよかったのですが、その機会はありませんでした。

 

一人の方からは転院が決まったあとに話を伺い、

 

もう一人の方からは、自分が仕事を再開したタイミングで、お話を伺う機会がありました。

 

このお二人から、その医師について何か悪く言うような話は一つも出てきませんでした。

 

そしてお二人とも、現在は普通にスポーツクラブに通って、元気に思い思いに運動をされています。

 

なので、もし私が医師選びのことで悩んでいた時にこのお二人のお話を聞くことをしていたら、『あの医師の手術を受けて現在これだけ元気に動けているのなら、心配はないかな』

って思って、転院をすることなく最初の予定のまま手術を受けていたかもしれません。

 

そしてそれまでに生じた医師に対しての不信感を払拭して、「良い先生に治していただきました」って言いながら、ある程度回復していたんじゃないかなと思います。

 

・・・しかしながら、私の腱板断裂の治療のレールは、この最初の医師には繋がってなかったってことですね。

 

医師と患者の出会いもまた運命。

 

現在の主治医にたどり着いたことで、自分はとてもモチベーションが上がったので、これで良かったなと思ってます。

 

将来、左の肩も腱板が断裂したら、その時も現在の主治医に治してもらいたいです。

(でも、そうならないように、左の肩はここまで頑張ってくれてる分、しっかり褒めてケアしてあげます。)

 

なんにせよ、医師について考える必要が生じたら

『後悔のないようにすること』

が大事なのかなやっぱり。

 

なんて考えながらおもちを食べてたこの年明けでした。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました😌