あけましておめでとうございます😃

 

 

純米吟醸の一升瓶のてっぺんでトビを気取る白オウム

 

昨年、肩を壊したことをきっかけにして、ブログを始めてみました。

とにかく、文章メインの長文の投稿ばかりのブログで、お読みいただく方には、ほんと、申し訳ないなーと思いながら投稿を進めさせていただいています。

 

こんなブログにもかかわらずお付き合いいただき、本当にありがとうございます。

 

こんな長文を読んでいただけるということ・・・お目通しいただく方にはきっとそれなりの思いや状況がおありなのだろうと思いながら、拙い文章と自覚しつつ、「どこかの一文が何かの参考になることもあるかな」「(おこがましいけど)そうだといいな」、などとちょっとだけ思ったりして文章を綴らせていただいています。

 

 

・・・体の一部が不調になって痛みを伴ったり、思うように体を動かせなくなるという状況になると、とても不安になります。

 

なんとかならないかと、すがる思いで医師の診察を受けに行くのだけど、レントゲンを撮って『骨に異常ありませんね』で終わってしまう。ひどい時には『歳のせいですね』なんて言葉がついてくる。治療には至らない。

 

あるいは、痛みについて根本的な解決を示されないまま『筋肉をつけてください。運動をしましょう。』と言い放たれて終わってしまう。

 

などと言うケースが、私が居住・活動する地域ではいまだに、本当に多いです。

 

体を動かしたくても、動こうとすると痛くて思うように動けないからお医者さんに行ったのに、その痛みの治療がなされないまま運動しなさいって言われても、どうしたらいいかわからない。

 

私が仕事場としているプールには、そういう、『体のことで困っているんだけど、お医者様に相手にしてもらえない』と言う方が多く足を運ばれています。

 

そして

『水の中だと、陸よりも楽に動けることが色々ある』

ということにまず気がついて、

 

『自分はまだまだこんなに頑張っていいんだ!』

ということがわかり、次第に活き活きとした表情に変わっていきます。

 

『自分はもう体のことは諦めないといけないのかもしれない』と思った方が『でももしかしたら』とプールにいらっしゃった時に、その人に合った強度でプールで運動していただけるようにガイドをするのが私の仕事の一つです。

 

 

昨年、図らずも、靴ひもに起因するアクシデントで右の肩を負傷し、その流れで、整形外科で的確に診察を受けることの難しさを改めて思い知りました。

 

自分の場合はたまたま、尊敬できる医師と頼れる医療チームに辿り着けたからよかったのですが、世の中の少なからずの人が、きっと、思うような理解をしてもらえないまま整形外科で診察を受け、思うように相手にしてもらえず、諦めたり困ったりしているのだろうなと、そう思っています。

(今回の肩の怪我で、自分が実際にそのケースに一度陥りました。)

 

それでも、何かしらの情報を頼りにして、プールに足を運んでみるということを実行して、先行きが明るくなった方が多くいらっしゃいます。

 

と、ここまで書かせていただいて、すっかりプールを啓蒙するような内容になってしまっていますが・・・

 

一番申し上げたいのは

お医者さんに相手にしてもらえなかったからと言って、そうそうたやすく

『自分の体を諦めないでください』

と言うことです。

 

 

私の場合はアクアエクササイズで、「自分の体のために何かをやってみよう」と思ってプールに来るというアクションをしてみた方のガイドが少しでも良い形でできるように、日々勉強を積み重ねています。

 

トレーナー仲間の面々は、運動という視点からのコンディショニングで、少しでもその人の体のポテンシャルを引き上げられるように日々スキルを磨いています。

 

そして何よりも、それぞれの人の、その自分自身の体の中に、『頑張っているチーム』が存在します。

 

痛みが出ている体の箇所は、いろいろなことを引き受けて、頑張りが過ぎた結果でその場所に痛みが出ている場合が多いです。

だから、その部分を「ポンコツね」などと言わず、まずは『頑張ってくれてありがとう』って言いながら褒めてあげたらいいんじゃないかなと思います。

(別に、なんか変な思想を押し付けようとか、そういうつもりは少しもないのでご安心ください。)

 

治療のための療養休暇中、あまりの気楽さにこのまま仕事を辞めちゃおうかな、とか考えたりもしてみたのですが、まだまだ人体の構造と運動機能についての興味は尽きることはなく、そしてそこに水の特性が介入してきた時の面白さを自分の中から切り離す勇気もなく、仕事先から仕事再開のオファーが来た時に、二つ返事で承諾をして再び現場に立たせていただいています。

 

自分の体のために何かを頑張ってみようという方に、少しでも良いガイドができるように、私が頑張ります。

 

 

2022年が多くの方にとって良い年となりますように。

 

 

今年もどうぞよろしくお願いいたします😌

 

 

置き物に扮するミニチュアブラックパンサー