今回私の夫が引っかかった作業療法士の資格を持つ女性セラピストのお店の一件について。

 

夫の方はすでに終わったことにできているようですが、私の方はいまだに、その女性セラピストに対する腹立たしさと生理的嫌悪感を拭い去ることができていません。

 

 

とりあえずここで一度概要を。

 

①居住エリアのローカルテレビ局の超ローカル番組に取り上げられていた、『作業療法士の女性が独立開業しているお店』の初回お試し1,980円を利用すべく予約をとり夫がお店に行く。

『とりあえず3〜4回行ってから続けるか考える』

と言いながら出かけて行った。

 

②帰宅した夫

『施術1回1万円で、3回分の予約を取って前払いだと言われたけど現金がなかったんで、回数券20回分19万円をカードで払ってきた。』

 

③それを聞いた私は、夫がカモにされたと懸念。

私がそのお店に電話をして、当該セラピストに契約のキャンセルと返金を要求。

 

④すったもんだはあったが、3回の電話によるやりとりを経て、セラピスト側は契約のキャンセルに応じ、こちらが払ったお金はクレジットの返金処理で事実上返してもらった形となる。

 

 

ま、こんな感じです。

 

 

ここで大事ことを2つ。

 

1 詐欺ではない、合法な契約

2 支払った回数分の施術を受ければ外見上の問題はない

 

と言うこと。

 

こうして書くと、取り立てて大騒ぎする必要はないように見えます。

でもね、だからこそタチが悪い。

 

 

この二つについて書きましょう。

 

※ここに書くことには、私個人の考えと私の勝手な憶測が含まれます。参考程度にとどめておいてください。

 

 

まずは

1 詐欺ではない合法な契約

なのですが、

 

合法だから厄介なんです。違法だったら然るべき機関に話を持って行けますから。

合法な契約であるからこそ、お金の支払いには細心の注意を払わなければいけません。

 

 

前の投稿にも書きましたが、今回の夫のように、治療屋さんのようなお店に出向いて交わした契約にはクーリングオフが適用されないことを今回のことで私は学びました。

 

 

今回の件ではセラピストが返金に応じたので幸いでしたが、契約書に書かれた文言によっては、返金を拒否されても受け入れるしかない状況もあり得るわけです。

 

今回のセラピストは契約手続きに関しての常識を持たない(呆れるほどの)ど素人だったためこちらが優位に立てる要素がいくつもあったのですが、これは稀なケースと言っていいでしょう、

青天井の収入を見込んで本気で利潤追求の精神で開業しているお店は、一度捕まえたカモを絶対に逃さないために用意周到に外堀を固めているはずです。

 

誰かに

『初めて行ったお店で○○万円払って帰ってきた』

って言った時に、高い確率で

『えぇっ⁉️それって大丈夫なの❓』

って言われるような金額を、初見のお店で払うことはしない方がいいなというのが、私個人の意見です。

 

 

そして

2 支払った回数分の施術を受ければ外見上の問題はない

という点。

 

夫は施術20回分の回数券を購入したので、その後にきちんと20回施術を受けることを実行すればなんら問題はなかったわけです。

 

しかし。

 

初回お試しで行ったその場で20回分もの回数券なんて買っちゃダメですよ。

 

10回でも多いですね。

 

回数券を買うとして、私の場合の許容範囲はせいぜい3〜5回です。

 

セラピストとクライアントの間には相性というものがあります。

初回の施術が好感触だったとしても、その人の腕前だけではなく、その人間性など、2回3回と回を重ねてやっとわかることもあるんです。

 

しかも、20回って、週に2回通っても通い切るのは2ヶ月以上先の話ですよ。

なんらかの理由でコンスタントに通えなくなることもありうるんです。

 

有効期限なんてものがあったら更に厄介ですね。

 

残ってる回数がすごいストレスになる場合も少なからずありそうです。

 

回数をこなせなかった場合はどう処理されるのか。

 

今回のセラピストは

『残った分については効果が全然出ない場合のみ返金します』

と言いました。

これを聞いた時、ずるい言い方だなって思いました。

施術を受けてちょっとでも「楽になった」なんて言ってたらそれを言質に取られて『全然効果がなかったとは言えない。だから残った分の返金はできません。』ってされちゃいますもんね。

 

大きい度数の回数券はお店側が得をするための仕組みのような気がしてなりません。

 

 

あとはね、都度払いや小さい度数の回数券だと、それを消化した後に来店が継続しないことが多々あることの策としての大きい度数の回数券という内情もあるんじゃないかと思うんです。言い換えると、来店を継続させるだけの腕がないってことです。

そう考えると、大きい度数の回数券を熱心に勧めてくるお店こそ、まずは何回かの様子伺いが必要かもしれません。

 

 

この一件についてのこと、もう少し続けます。

ひとまず今回はこれにて失礼致します。