そして今日、明日の娘の英語の事で
うちの奥さんがその人に電話をしました。
大丈夫って奥さんが言ってたのに…
肺癌の末期でレベル4だそうです。
手術は不可能。
樟脳にまで転移していて
抗癌剤で進行を防ぐくらいしか処置はできないとのこと。
ただ、ご存知な方もいらっしゃると思いますが
抗癌剤は副作用で死んでしまう場合も…
その人は、抗癌剤は使わずに戦うことを決心しました。
お医者さんには、
余命は半年から一年と宣告を受けているそうです。
その人は、いつもの明るい声で
こう言いました。
「僕は死なないですよ。
しんみりしないでくださいね。
癌なんかに負けないですから。」
うちの奥さんは、涙を浮かべながら明るい声で
「そうですよね。娘が小学校入ったらギター教えてもらう約束だから、あと3年は生きててもらわないと怒りますよ。」
1人になって僕は
涙が止まりませんでした。
泣いてはいけないのに…
その人は生きてるし、元気なんだから。
これはノンフィクションです。
そして明日はやってきます。
大好きな人のために悔いのないように
出来るだけのことをしたいと思います。
限りある時間の中で。
そして、笑顔で…
未完