将棋の駒を人の能力で当てはめて考えてみると、ある意味そんなもんかっていうふうに思えるんよね。
例えば、私は薬剤師で角行の力があったとする。
それに対して、医者が飛車の力になるとか。
そうすると、私の知り合いでは医者兼薬剤師のK先生がおるんで、飛車と角行両方の力いうことになる。
それはそれですごいんじゃけど、そんとな能力は誰もおいそれとは真似できんのよ。
ただ私も、単なる薬剤師ではなくて価値観は一般の薬剤師よりかなり変わっとる。
角行が竜馬になり、さらにそれに桂馬と香車がくっついたような感じじゃないんかのう。
K先生の場合、飛車と角行を1枚の駒で兼ね備えてはおるものの、その1枚しかないんよね。
しかし私はといえば、周りにたくさんの駒を連れとるんよね。
近寄って来よる歩兵の駒の人がおったとして、私の影響でと金になっていきよる。
私の話すお役立ち情報は、理解して実行すれば役に立つしそれだけ実力アップになる。
しかしK先生に近寄っても、話が特殊過ぎて歩兵の人はと金になれんのよ。
じゃけえ、彼はずっと孤独なんよね。
これで例えば私の周りに集まった人も、まるっきり私と同じことができるわけじゃない。
オルゴンMにしても前やんにしてもぽんたにしても、と金からスタートして、王将と同じ動きを身につけ、桂馬や香車の動きを身につけたような感じになる。
と金ではツイッター、王将ではブログ、本の出版は桂馬、YouTubeは香車とすると、なるほどって思わされる。
それで言うと、前やんが王将と桂馬と香車達成みたいな感じになる。
これでどんなに動ける駒でも、その行く手を防がれとるとすれば、そこが先行けんのよ。
飛車と角行の動きができても動けんのと、香車の行く先に何も阻むもんがなければ、香車の爆発力で何かバズることもあり得る。
役に立たん知識なんかいくらあってもダメなんじゃけど、使える能力がいくつかあった方がかなり有用なんよね。
飛車や角行の動きは通常人では真似できんし、役に立たんとすれば、違う動きを追うた方がええんよ。
資格もほどほどにして、機能性を重視した方がええんよね。