■テンプレート

テーマを作る際はコーディングしたデータをテンプレート化し

それぞれをパーツにして必要な箇所で呼び出して表示する

index.php だけでテーマを作ることもでるが、ソースの管理がしづらく不便

 

■基本的なテンプレート

①index.php 

 ・メインのテンプレート

 ・該当するテンプレートがない場合、このファイルが呼び出される

   例)single.php、page.phpのファイルしかない状態で

     他のテンプレートを呼び出すとindex.phpが代わりに呼び出される

②style.css

 ・WordPress がテーマを認識する為に使用

 ・テーマのヘッダ情報

③rtl.css

 ・言語によってはテキストを右から左へ記述するものが有るが、その場合このスタイルシートが自動的に呼び出される

④comments.php

 ・コメント部分を表示するためのテンプレート
 ・デザイン上にあるコメント一覧と、コメント投稿の部分をこのファイルに記述し、single.php で読み込む

⑤front-page.php

 ・フロントページテンプレート

 ・静的なWebサイトは「index.html」 がフロントページだが

  WordPressは「front-page.php」もしくは「home.php」を使用。両方のファイルがあれば front-page.php が優先。

⑥home.php

 ・ホームページ用テンプレート

 ・管理画面にある 設定 > 表示設定 の最新の投稿を表示
  表示を固定ページに変更した場合は、指定した固定ページがフロントページになる

⑦single.php

 ・投稿を表示するためのテンプレート

⑧single-.php

 ・カスタム投稿タイプの投稿を表示するためのテンプレート

 ・WordPressには投稿が用意されているが、それとは別に新たな投稿を作ることができる

  その場合このテンプレートファイルが呼び出される

  例)booksというカスタム投稿タイプの投稿を表示するには、single-books.php を用意して表示させる

⑨page.php

 ・固定ページを表示する為のテンプレートファイル

⑩category.php

 ・カテゴリを表示するためのテンプレートファイル

⑪tag.php

 ・タグを表示するためのテンプレートファイル

⑫taxonomy.php

 ・タクソノミー(分類)を表示するためのテンプレート

 ・デフォルトであれば「カテゴリ」と「タグ」がタクソノミー

 ・新たに追加することができ、「カスタムタクソノミー」と呼ばれる

⑬author.php

 ・投稿の制作者を表示するためのテンプレート

 ・WordPress 内で登録したユーザー情報を呼び出して表示する際に使用

⑭date.php

 ・日付ベースで表示したい場合に利用するテンプレート

⑮archive.php

 ・アーカイブ表示用のテンプレート

 ・カテゴリや作者、日付といったアーカイブ(記事一覧情報を表示する際に利用

 ・category.php、author.php、date.php が存在する場合はcategory.php、author.php、date.phpが優先

⑯search.php

 ・検索結果を表示するためのテンプレート

⑰attachment.php

 ・添付ファイル用のテンプレート

 ・特定の添付ファイルを表示する場合に利用

⑱image.php

 ・添付画像用のテンプレート

 ・特定の添付画像を表示する場合に利用。このテンプレートが存在しない場合は、attachment.php が呼び出される

⑲404.php

 ・404 Not Found テンプレート

 ・ユーザーから要求された内容が存在しない場合にこのテンプレートが呼び出される

⑳header.php

 ・ヘッダー部分をパーツとして作る際に利用するテンプレートファイル

㉑footer.php

 ・フッター部分をパーツとして作る際に利用するテンプレートファイル

㉒sidebar.php

 ・サイドバー部分をパーツとして作る際に利用するテンプレートファイル

㉓searchform.php

 ・検索フォームを表示するためのテンプレートファイル

 

他にもテンプレートファイルは存在する

最低限必要なテンプレートさえあればテーマを作ることができる。