闇の左手 | ぴょんばぁの徒然日記

ぴょんばぁの徒然日記

還暦過ぎのばぁさんが出稼ぎから帰ってもあれこれと事件は続く。
怠惰な日常は訪れるのでしょうか

本日の夕食

おせち

ちらし寿司

海老の天ぷら

白菜の味噌汁

 

年越しそばで使った冷凍のエビ天を

昨日から解凍しておいて、

本日の夕食にしました。

本日の作業は、

・味噌汁作成(亭主には餅投入)

・天つゆ作成

・天つゆ用の大根おろし作成

・アルミホイルをくしゃくしゃして

 海老天をトースターで焼く

以上。

貰ったちらし寿司を食べたので、

ご飯も炊かなくて、楽ちんらくちん。

毎日、こんなだと良いな。。。。

 

しかし、お米があと二日分くらいしかない。。。

亭主実家に貰いに行かなくちゃ。

最近は「年末年始の一挙放送」とかで、

シリーズものを夜を徹して放送してるので、

ついつい最後まで見てしまって、

寝るのが朝8時とかになってしまって

反省しきり。

もうちょっと早く寝て、朝から活動しないとまずい。

起きて、ちょっとしたら夕食の支度。

夕食はネットとPCゲームとテレビ三昧。

全然外に出ていません。

廃人一直線の最近のぴょんばぁです。

 

夕方、従兄弟から電話あり。

従兄弟は七福神巡りをして、5時間くらい歩いたそうです。

ほほーーー。

その従兄弟の亡き父親が73歳で富士山に登ったそうで

自分も73歳で上りたいそうです。

 

幸若舞の「敦盛」の中で、

「人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり」

という一節があります。

「敦盛」のお話自体は、

一之谷の合戦で、
源氏方の熊谷直実が平敦盛と一騎打ちをして勝ち、

いざ敦盛の頸を打とうとしたときに、

相手が元服間もない紅顔の若武者。名を尋ねて初めて、数え年16歳の平敦盛であると知ります。

直実の同じく16歳の子熊谷直家は、この一ノ谷合戦で討死したばかり、

我が嫡男の面影を重ね合わせ、また将来ある16歳の若武者を討つのを惜しんでためらいましたが、

これを見て、組み伏せた敵武将の頸を討とうとしない直実の姿を、

同道の源氏諸将が訝しみはじめ、

「次郎(直実)に二心あり。次郎もろとも討ち取らむ」との声が

上がり始めたため、直実はやむを得ず敦盛の頸を討ち取りました。

一ノ谷合戦は源氏方の勝利に終わりましが、

若き敦盛を討ったことが直実の心を苦しめ、

悩んだ直実は世の無常を感じるようになり、

出家を決意して世をはかなむようになる。

というお話です。

直実が出家して世をはかなむ中段後半の一節に、

「思へばこの世は常の住み家にあらず
草葉に置く白露、水に宿る月よりなほあやし
金谷に花を詠じ、榮花は先立つて無常の風に誘はるる
南楼の月を弄ぶ輩も 月に先立つて有為の雲にかくれり
人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり
一度生を享け、滅せぬもののあるべきか
これを菩提の種と思ひ定めざらんは、口惜しかりき次第ぞ」

というのがあり、

この一説を織田信長が好んだ。というもの。

そこから、人生50年と言われてきたけど、

これは「(当時の平均寿命から)人の一生は五十年に過ぎない」

という意味としばしば誤って説明されますが、

この一節は天界を比較対象とすることで

人の世の時の流れの儚さについて説明しているだけで、

人の一生が五十年と言っているわけではありません。

 

閑話休題

 

従兄弟がいうには、最近は人生100年時代になってきて、

50歳の人生を二回生きるという意味で、

今の年齢から50歳を引くのだそうです。

 

その話から子供時代の話になって、

従兄弟は、その兄に比べて、男くささが無いよねーーと

いう話になり、

そうなんだよ。女子会にも呼ばれるんだよ。という話になり

ジェンダーフリーの話になり、

おりしも性自認が女という男が女子トイレに入って、

そこにいた女性と口論になり、女性に殴る蹴るの暴行を加えた

というニュースを見ていたので、

女だと言い張るなら、まず工事してからにしろという話になり、

ルーブル美術館の「眠るヘルマフロディトス」の話になり、

ぴょんばぁは、

ル・グインの、「闇の左手」を読みなさい。とお勧めしました。

 

まぁ誰でも(誰でもは言い過ぎかもだけど)ジェンダーの問題って

一度は通る悩みだよね。。。

ぴょんばぁは、男でも女でもないものになりたかったけど。

まぁ、歳取って、そこに近づいてきておりますけれども。。。