こんばんは🌇


今朝の浜松は台風並みの雨風で、

道は混雑し、駐車場から職場まで徒歩5分ほどの道のりで靴も服もぐっしょり。朝から気分が駄々下がりなのでした。それでも、今は気持ちよく晴れています。



さて、この4月から老人ホームで働き始めて早くも2週間目になりました。



1週間目は基礎研修といって、施設の基本的な事柄を学んだり、介護の仕事について初歩的なことを習ったりしました。

そして、昨日からは先輩の仕事を後ろから見学するという形でOJTが始まっています。

自分は大学まで介護や福祉の仕事とはあまり関係のない研究をしていて、3月に介護職員初任者研修を受講したものの、現場を見るのは初めてでした。


率直に言うと、側から見ているのすらかなり辛かった。利用者の排泄介助をしたり、オムツ交換をしたり、口腔清掃をしたり…。しかも、一々のんびりやっている暇はなく、部屋から部屋へ、あの人この人と、目まぐるしく動き回ります。

こんなことしたくない、果たして自分にできるのかという気持ちがすごく強かった。


そんな気持ちを引きずったまま迎えた2日目。完全に抵抗感が無くなったと言うのは嘘になるけど、1日がどんなスケジュールで動いているのかなんとなく予想がつくようになって、例えば、ここではこんな臭いがするぞ!と心構えができるようになって、少しは耐性ができたのかなと思いました。

あとは、もちろんそういう誰もが積極的にはやりたくないような仕事がある一方で、入居者の方々に感謝の言葉をかけてもらったり、それぞれの個性が見えてきたりする側面にも気づけたのが少し嬉しかった。それに加えて、利用者の状態を観察して、そこから何かを分析(アセスメント)するというのが僕は好きなのだと思う笑


(昨晩、仕事がしんどいという話を聞いてくれた姉と母親にも感謝しています…ケアマネをしている母親はそういう介護の仕事のおかげで利用者さんたちは助けられているんだよと励ましてくれた。)


ただ、考えなきゃいけないことはたくさんあるな…という印象もすごく強い。例えば介護の大原則として「自立支援」という考え方があるけれど、①職場の忙しさを鑑みて、どこまで原則に忠実であれるかという問題と②そもそも自立支援とは何かという問題。

なぜ②のように思ったかというと、介護度の重い方(自分では身動きがとれなかったり、意思疎通が難しかったりする方)だと、「延命」との区別がつかないなと感じてしまうし、その方の意志をどうやって知ることができるんだろうと考えてしまうからです。

①については、人手不足や少子高齢化など社会全体の問題として捉えるのも大事かもなぁと思ったり。


何も知らないくせに知った顔してぼやいてしまいました笑




よし、帰ったら晩飯だー!